あらすじ
ハロウィーンの夜。「ごちそうしないと、いたずらするぞ」と叫びながら、次々と酒屋強盗をはたらく子供の一団が出現した。一方87分署では、奇術師の夫が突然姿を消してしまったと妻が訴えていた。おりしも街では男のバラバラ死体の一部が発見され……ハロウィーンの夜を脅かす数々の怪事件!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
87分署シリーズ♪ジェネロが一人前になったらしい。怪しいけど( ̄▽ ̄;)いろんな事件が並行してそれぞれ面白かった。奇術師失踪、連続酒屋強盗、バラバラ死体遺棄、婦女暴行殺人。ぎっしり詰まってたね('ε'*)大都会の警察って大変だな。珍しくパーカーご機嫌パーティー('ε039;*)
Posted by ブクログ
アメリカの作家エド・マクベインの長篇ミステリ作品『魔術 87分署シリーズ(原題:Tricks)』を読みました。
『毒薬 87分署シリーズ』に続き、エド・マクベインの作品です。
-----story-------------
ハロウィーンの夜。
「ごちそうしないと、いたずらするぞ」と叫びながら、次々と酒屋強盗をはたらく子供の一団が出現した。
一方87分署では、奇術師の夫が突然姿を消してしまったと妻が訴えていた。
おりしも街では男のバラバラ死体の一部が発見され……ハロウィーンの夜を脅かす数々の怪事件!
-----------------------
1988年(昭和63年)に刊行された、87分署シリーズの第40作です。
ハロウィーンの宵、酒屋に駆け込んできた仮面姿の子どもたちは口々に叫んだ……「ごちそうしないといたずらするぞ!」 そして、手にした拳銃で店主を射殺した、、、
一方、87分署では取り乱した女マリーが、マジックを演じていた奇術師の夫フランク・セバスティアーニが舞台から忽然と消えてしまったと訴えていた……折りしも、市内で切断された男の胴体が発見され、さらに脚が……。
87分署の刑事たちを幻惑するかのように続発する怪事件には、はたして関連があるのか?
奇術師の失踪事件、子どもたちによる酒屋連続拳銃強盗事件、バラバラ死体事件、囮を使ったレイプ殺人犯捜査 等の事件が同時進行……本シリーズの特徴である、複数の事件が並列的に描かれるモジュラー型警察捜査小説としての展開が色濃く出ていた作品でしたね、、、
そして、別々と思っていた事件の一部が絡み合い、最後に収束していく構成は巧いな! と感じました。
そこに、刑事たちの私生活……特に本作ではアンディ・パーカー刑事の私生活での発展ぶり、女刑事アイリーン・バークの囮捜査による心のダメージや恋人バート・クリング刑事の囮捜査への介入による混乱、さらにはスティーヴ・キャレラ刑事とマイヤー・マイヤー刑事が銃弾を受けて生死の境を彷徨ったり 等のエピソードを絡ませ、重層的な展開が愉しめる作品に仕上がっていましたね、、、
面白かったです……書棚の在庫の87分署シリーズを順次読んでいこうと思います。