【感想・ネタバレ】麻薬密売人のレビュー

あらすじ

骨の髄まで凍らせるような冬の深夜、一人のパトロール警官がとある地下室から洩れる明りを発見した。無意識に握りしめた拳銃を手に、彼が地下室の寒々とした裸電球の下に見たものは……顔が紫色に変色し無惨な死体と化した少年の姿だった。麻薬と人種問題に大胆かつ鋭いメスを入れた問題作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

87分署シリーズ第三作。第一作で新婚旅行に出発したスティーヴ・キャレラがもどり、前作で殺人事件の犯人を逮捕したバート・クリングが刑事に昇進している。

麻薬の密売人と思われる男が死んでいるのが発見される。殺されたあと自殺に偽装されたとして、殺人事件として捜査が始まる。麻薬用の注射器には本人のものではない指紋が発見される。そして、87分署のピーター・バーンズ捜査就任に電話がかかる。ピーター・バーンズの息子のラリイ・バーンズが麻薬中毒者で殺人現場に残された注射器の指紋がラリイのものであるというものだった。

捜査主任としての立場と父親としての立場の間で板ばさみに会うピーターだが、息子の事件への関与を明らかにすることはできなかった。これとは別に犯人を割り出そうと捜査するスティーヴ・キャレラは真犯により銃撃を受ける。ピーター・バーンズは息子の事件への関与を明かせなかったのを悔やみ、キャレラの状態に責任を感じる。病院でキャレラの妻テディに会ったピーター・バーンズはキャレラが無事だと知る。

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2016年03月28日

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