あらすじ
新型コロナ騒動の元凶がPCR検査。この検査方法を発明したノーベル化学賞受賞のマリス博士が「PCRは、病原体の検査に使ってはならない」と注意喚起したもの。本書では、この検査がいかに問題か、どんな間違いが潜在しているかを深く解説。さらに、混迷している新型コロナウイルスの対処法としてすすめられているワクチンの危険性とともに、免疫の重要性を喚起。①粘膜・粘液、②貪食、③キラー細胞、④抗体の四種類がある中で最強防御の「粘膜免疫」を指摘。マスク着用がいかに粘膜免疫の働きを阻害しているか、また抗体を作るには病原体ウイルスが必要であることなど、目からウロコの専門的な解説をカラーイラストを駆使して展開。ウイルス、PCR検査、ワクチンについての様々な疑問を、正しく科学的・論理的方法で解説。本書は2021年9月4日(土)、徳島県で開催された徳島大学名誉教授・大橋眞博士の講演『コロナワクチンのひみつ――ワクチンを受けるかの判断に「さまよう人々」へ』を収録したもの。はたしてコロナ騒動とは何なのか? その正体までも暴く、新型コロナの様々な問題に答え、幻のウイルスと偽装感染、粘膜免疫の真相を解明した決定版。
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Posted by ブクログ
【最強なのは◯◯免疫!真の免疫学者とは?】
テレビなどで抗体、抗体、と騒がれているが、この本を読めば、抗体はそれほど重要ではないことが分かる。
一番重要なのは、「粘膜免疫」だ。
まずは「病原体の侵入を防ぐ」こと。
その役割を果たしてくれるのが、粘膜、粘液細胞、皮膚である。
よく考えれば、当たり前のことのように思えてしまうが、多くの人がこの事実を忘れてしまっているのではないだろうか?
「生体防御」の図がとても分かりやすかった。
「免疫の仕組み」を理解すれば、ワクチンなんて打とうという気にはならない。ましてや、ワクチンは抗体を作るだけで、免疫を上げるわけではないのだからなおさらだ。
免疫について詳しく勉強しようとすると難しいかもしれないが、この本に載っていた「免疫の仕組み」の大まかな流れなら、小学生でも理解できそうだ。
それなのに、どうして誰もこのことを教えてくれないのだろうか?
特に、「専門家」と呼ばれている人たちが、このような基本を知らないはずはないのに・・・。
ずっと疑問に思っていたが、この本を読んで謎が解けた。
「粘膜免疫」を研究する人は、ほとんどいないそうだ。研究対象として難しいとのこと。
それで、多くの免疫学者は抗体性免疫や、細胞性免疫の研究しかやらないらしい。
今までは「免疫学の先生が言っているのだから、そうなのかな?」と思おうとしたこともあったが、「免疫学者」と言っても免疫全体に詳しいわけではないことが分かり、納得した。
(今のご時世、本当のことを知ってても言えない、言わない、というのもありそうだが・・・)
とにかく、大橋先生こそ「真の免疫学者」なのでは?と思った。
「健康」は薬やワクチンでしか守れないと思っている人たちに、私たちの体に元々備わっている「免疫の仕組み」の素晴らしさを伝えていくとともに、私自信も、もっと「免疫」について勉強してみたいと思った。