あらすじ
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RPAとは「Robotic Process Automation」の略語で、ソフトウェアロボットを用いてパソコンの操作を自動実行する技術を指します。働き方改革やDXを企業が目指すようになった今日、注目度が高まってきています。
RPAを実現するツールにはさまざまなものがありますが、特にはじめやすいのがマイクロソフトの「Power Automate for Desktop」です。Windows 10のユーザーであれば無料で利用できるうえ、コードの記述も必要ありません。
本書は、そんな「Power Automate for Desktop」を用いて定型業務を自動化する方法をわかりやすく解説した入門書です。原理原則を学ぶ「チュートリアル」、特に有用なアクションを学ぶ「リファレンス」、実際の作り方を学ぶ「ケーススタディー」の三部構成で、基礎知識と応用力を効果的に身につけられます。理解を助けるイメージイラストを豊富に掲載し、操作を手元の環境で試せるサンプルファイルも提供しているので、途中でつまずくことなくスムーズに読み進められることでしょう。
日々の業務効率を高めるために、本書をお役立ていただければ幸甚です。
●本書で学習できることの例
・レコーダーによる操作の記録
・特に有用な17のアクションの使い方
・Webページの操作の自動化
・入金消込作業の自動化
●こんな人におすすめです
・できるだけ手軽に業務自動化を実現したい方
・ほかのRPAツールで挫折した経験のある方
・Webスクレイピングに興味のある方
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Posted by ブクログ
Power Automate for desktopは、プログラミングコードを書かずに無料で使えるため、市民開発用のツールであることが理解できました。この本を通じて、何ができるのか?基本を押さえることができました。
本の中身の構成としては、タイトル通り「RPAって何?」についての記載もあり、目の前にある実務の流れを書き出し、フローの流れを考える点も押さえてありました。この書き出す点が客観視することに繋がるため、とても重要だと思います。
技術解説については、初学者には聞き慣れない面もありますが、初見の言葉を調べたり、実際にPAD(Power Automate for desktop)を手で動かすことで、身に付くと思います。
こうしたエンドユーザー側で開発できるツール(RPA)で、作業者が普段の実務の流れを書き出し、自らフローを作成し使用することで、個や組織のリテラシーも上がっていくのだと思います。