【感想・ネタバレ】くすぶり中年の逆襲のレビュー

あらすじ

「戦国時代だったら生きてない」「人生折り返し地点からの大逆転」、49歳と42歳でブレイクした「若くない若手」漫才師・錦鯉。「第7世代の親世代」は今日も八面六臂の大活躍。もちろん、ここまでの道のりは山あり谷あり嵐あり……。生い立ちから苦難の下積み時代を経て、大ブレイクまでを初めて明かす大爆笑自叙伝!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

錦鯉を好きでチェックしている人なら知っているエピソードがほとんどかもしれないですが「語りおろしスタイルで読む」というのが面白くて楽しめました。
隆さんの「雅紀さんの面白さを伝えたい」という気持ちがこの本でも十分ににじみ出てますが、読んでいる途中でM-1 2021のPR動画(宮本浩次『昇る太陽』×M-12021、終盤の二人のちょっとしたやり取り)をみたらより強くその思いを感じてしまい大泣きが止まりませんでした。
このレビューはM-1の前日に書いていますが、本を読んでより一層応援の気持ちが強くなりましたし、ただの一視聴者なのに既に気持ちが昂っています。
明日はいざ最高峰へ!!!

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2021年12月18日

Posted by ブクログ

お二人の繰り出す漫才を目で追えるし、脳内再生も余裕な感じも好きです。
読んで伝わるお二人の柔らかさと優しさ、今までの事を追体験というか、居酒屋で一緒に飲みながら話を聞いている感じも素敵だなと思う一冊でした。
買ってよかったし、読んでよかったです。

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2022年04月10日

Posted by ブクログ

 お笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀さん(ボケ担当)と渡辺隆さん(ツッコミ担当)による対談形式の自叙伝。長谷川さんのお馬鹿すぎるエピソードに渡辺さんが辛辣にツッコむ、という二人の漫才そのままな内容。お笑い芸人としてはベテランでありながら、ある種の若手でもあるイレギュラーなコンビの素顔が垣間見えた。
それにしても、本書を発行してから暫くしてM-1グランプリで優勝するとは……。

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2022年01月14日

購入済み

自然体

自然体な2人が、対談形式で語ります。

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2021年11月18日

Posted by ブクログ

印象に残った箇所については、以下のとおり。

【P88】誰かのモノマネから始まることは、決して悪いことではないんだよね。そして一番肝心なのは、モノマネから自分のスタイルを確立すること。これがなかなか難しいんだけど。

【P92】たしかに、まず最初に「気づく」ことで、今度はそれを基に自分のスタイルを「築く」ことなだろうね。ただ、今だからそう思えるけど、これがうまく理解できないのが若さなのかな。

【P102】親と他人と過去の自分、この三者と自分を比較しない「比較三原則」を意識していれば、ものすごく楽に生きられると思うんだ。

【P129】事務所のライブで一番下に落ちた時、自分は才能ないんだなと物凄く落ち込んだんだけど、ここで基本の大切さに気づいたんだ。当時はコントをやっていたんだけど、お客さんに伝わらない、分かりにくいネタをずっとやっていたんだ。それで、漫才をやろうと。基本に忠実に、フッて、ボケて、ツッコむようにして。

【P153】やっぱりスーツはいいね。ネタの中身は変わっていないのに、スーツで出て行っただけで「よくなった」と言われたこともあるし。見る人の気持ちも変わるのかな。芸人をやり始めた頃は、とにかく笑わせりゃいいんだろとしか思っていなかったけど、衣装も大事なんだって。

【P163】ボクの芸人人生で、最も大きなものとなった『M-1』ファイナル出場だけど、漫才には演者の人間味というか、人生が乗っかっているんだと思った。テレビでやる時は、3分か4分のネタでも、そこに演者の背負ってきた人生が加われば、より深みが出せるんだなということを、この経験で学んだよ。

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2022年08月13日

Posted by ブクログ

長谷川さんと渡辺さんの掛け合いが面白くて、まさに漫才のネタを見させてもらっているかのような感覚に浸っていました。タカトシさんや同じ事務所のザコシショウさんとのエピソードも話のなかに出てきます。
M-1優勝きっかけで読みましたが、本当におふたりの仲良しな感じがものすごく伝わってきて読んで良かったと思いました。

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2022年04月30日

Posted by ブクログ

くすぶり中年が、M1で売れるまでの道のりを体験できた。
2人から売れたい欲は感じられなかったが、お笑いを続けるという事だけはブレなかったからこそ、結果が出てきたと思う。
何事もそうだが、継続をする事の大切さを改めて気付かされた。

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2022年04月21日

Posted by ブクログ

2人の会話そのままだから、ネタ聞いてるみたい。読んでると、頭叩くペチッというツッコミのいい音が聞こえてくる気がする。錦鯉がM-1で優勝したのも売れたのも、2人の性格の良さだと思う。

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2022年02月26日

Posted by ブクログ

錦鯉の対談形式の本。
まあまあ好きな芸人なのでそこそこ知っている情報が
対談形式で書かれているなーという感じ。
それぞれのチャプターの入りが漫才みたいで面白い。

印象に残った言葉(全て渡辺さん.....)

p.15 いいじゃない。マイナスとマイナスをかければ、プラスになるんだから。
p.91 お笑いとは、基本を押さえたら、あとは誰かに何かを学ぶより、自分で切り拓いていくもの
p.92 気づきまでは時間がかかってもその後の築きが楽になるかもしれない

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2023年02月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

錦鯉のファンなので読みました。
隆さんが、HTBの番組を見て、雅紀さんの良さや面白さが出ていなくて「悔しかった」と言ったところに、熱い相方愛を感じました。また、2020年のM-1決勝出場の背景に、雅紀さんの元相方やお父様の死があったことも初めて知り、しみじみしました。
終始楽しく読める本です。

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2021年11月22日

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