あらすじ
ジュリーが秘書を務める教授が退官することになり、新しいボスとして、世界的権威の医師、シモンがやってきた。長身の魅力的な姿に心をときめかせるジュリーだったが、彼は仕事に一途で何かにつけ厳しい態度で接してくる。その冷たさと、たまに見せる笑顔との落差に戸惑いながらも、彼女はボスの要求に応えようと懸命に働いた。ある日、仕事でオランダへ行くという彼に同行を命じられ、ジュリーは二人きりになる不安とともに密かな喜びを感じた――そこで、淡い恋心がはかなく散ることになるとも知らずに。
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Posted by ブクログ
強力なライバルはいないし、父親がいないとはいえ、仲のいい家族に恵まれて、全般に平和な印象です。
ほかの作品では、何を考えてこういう行動をとるのかよくわからない、ヒーローの心情がところどころに差し込まれるので、ベティ作品のヒーローの気持ちの解説書といえるかも……。
父を亡くし、ヒロインの収入に頼る生活ではありますが、悲壮感がないのは、明るくくったくのない母と妹の言動によるものが大きいでしょう。
★3.2
何時ものベティです。
秘書のヒロイン、医者のヒーロー
ストーリーは良いのですが・・・・。
©1996年とありますが、作者87才です。
どうも気になるのは前半でヒロインの家族構成をはっきり書いてあり、医学実習生の兄、大学生の弟、話に出てくる一緒に住んでいる妹、母、父は開業医で他界。家で家事一切をやってくれる男性。
でも服も買えない貧乏らしいです。最後の方に妹がヒーローに医者になるにはどうすればなんて会話があり、話がチグハグな感じが???
又、最初に出て来た兄弟の事はその後一切触れず。
海外ドラマもよくコロコロ設定が変わるので何とも言えないですが、設定って気になります。
この作者さんはあまり読み返さないのかな?と感じました。