あらすじ
代々一族の所有物だったホテルを買収され、しかも買収を仕掛けた憎き相手のもとで働かざるをえなくなり、ビクトリア・ホートンは気落ちしていた。新しいボスとなるチャールズは公爵の肩書きを持つ、自他ともに認めるプレイボーイだ。そんな彼の個人秘書としてビクトリアに与えられた仕事は、絶え間なくかかってくる女性からの電話の応対や一日に何十件も送られてくる女性からのメールの整理。その職務内容も不満だが、何より解せないのはチャールズの態度だった。熱いまなざしに、誘惑めいた言葉……まさか彼は、私を次のターゲットにしているの?■ミシェル・セルマーの3部作〈愛の国モーガンアイル〉の関連作をお届けいたします。手強いプレイボーイの目に留まってしまったヒロインの運命は?
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Posted by ブクログ
前作3作品にも登場しているモーガンアイル国・弁護士チャールズはヒーロー。チャールズと互角に渡り合うヒロインとのテンポよい言葉のやりとりが面白いかも。
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ビクトリアは代々一族の所有していたホテルが買収された上、その買収を仕掛けてきた相手の個人秘書として働かざるをえなくなり悔しさでいっぱいだった。新しいボスのチャールズはロイヤルファミリーの弁護士であると同時に、公爵の肩書きを持ち、自他ともに認めるプレイボーイだった。彼から与えられた仕事は、絶え間なくかかってくる女性からの電話応対や、毎日何十通も届くメールの整理が中心だった。職務内容の不満もあったが、一番解せないのは彼のビクトリアに対してまるで誘惑するような態度だった。
(D-1352)