あらすじ
「俺な、こう見えても千年生きとるんや」__新宿西口、三沢成樹が出会った若い男は、そう告げた。“鬼の血族”の家系に生まれ、身の内に、火鬼、水鬼、風鬼、隠形鬼の“四天鬼”を抱え、その処し方がわからず、悶々としていた成樹の前に現われたのは二人の鬼__。遠い平安時代に人を喰らい、不老不死の生命を得、千数百年の時を経て、現代に生きる二人の鬼こそ、成樹に声をかけてきた戸蔵聖と志島弓生だった。“鬼”の系譜をひく成樹をめぐって、今、闇の戦いが始まる!!
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Posted by ブクログ
西さんの絵もいいけど、下村さんの絵も好き。
お互いがお互いよりも絶対お前のこと大事に思ってるんだ!っていう、傍から見たらタダの惚気にしかならないようなことを、真面目に・命懸けて・天然に、何百年も続けているのが良い。
相手の負担になりたくないくせに、お互いに依存してることは理解してる、誰よりも相手の倖せを願っているのに、繋いだ手を離すのが何よりも恐い、っていうのを見せられたら、もう、泣くしかない。
Posted by ブクログ
そこそこおもしろかったけれど、かなり文章が稚拙…。まぁ、あとがきでも書かれていたからこれからだんだんと読みやすくなっていくのだろうけど。
終わりのほうはリズムがよくなって、そこはおもしろかった。
…てか少年陰陽師読んだあとに読んだから真言の違いが笑えた…。