あらすじ
フランス、ルイ13世陛下直轄(ちよっかつ)の、固い結束で結ばれた銃士隊(じゅうしたい)に所属するアルノーとジャン。人気者だが、銃士隊一の問題児にして色男のジャンは、サファイア色の瞳が美しいアルノーが大変なお気に入り。アルノーが嫌がるのを無視して、親友と決め込んでいた。ある朝、ジャンの介添(かいぞ)えとして決闘に出かけたアルノーは、王に反発するリシュリュー枢機卿(すうきょう)に捕まり『イングランド子爵のアーサーを誘惑しろ』と命令され…。だが、アルノーには枢機卿に逆らえない訳があり?! 枢機卿のもとから戻らぬアルノーを心配するジャンとアーサーの間でアルノーは…?! 恋と誘惑に揺れるワイルドな銃士たちを華やかに描いた、松岡ワールド!
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Posted by ブクログ
フランス宮廷で銃士隊で権謀術数の中で育まれる愛ありで、歴史モノ好きの私には堪らない設定の本作品。
期待を裏切らない華麗でロマンティックな展開にお腹いっぱいになりました。
読み応えあります。
作者の松岡さんはこういった歴史ものがお好きなようでパレット文庫でありながら(失礼)、細かい史実を網羅したストーリー展開には思わず舌を巻いてしまいました。
凄いなあ。
BLなんだけどお勉強になります。
是非続編も出たら読んでみたいと思わせる作品でした。
やはり洋モノは好みじゃない
それが再確認できただけでも良しとします。
受が日本人じゃないと萎えている自分に気付きました。
表紙のアルノーが金髪に見えなくて、登場人物紹介文が間違っているのではと思ってしまいました。拡大して見る事が出来れば違ったのでしょうか?
その所為か、その違和感を引き摺って内容にあまり入り込めませんでした。