【感想・ネタバレ】恋する御曹司は鉄壁秘書をまるごとぎゅっと愛したいのレビュー

東万里央 / 逆月酒乱

大手化粧品会社の御曹司にして専務・高村龍成の秘書を務める響。仕事ができて容姿端麗な龍成を、完璧に支える非の打ち所のない秘書。プライベートの交流など一切なかったはずなのに、ある日龍成の自宅に呼び出される。慌てて駆けつけると彼の側には見知らぬ子供が!? どうやら迷子か捨て子と判明したけれど…なぜか響にしか懐かず当分ベビーシッターをすることに。恋をしないと決めていた響だが、子供の世話をするうちに龍成を知り彼の温かさに惹かれてしまう──。「君を見ていると、とことん甘やかして、骨が折れるほど抱き締めたくなる……」耳元に零れる吐息。心臓が大きく跳ね上がり熱が全身を駆け巡る!! だけど響には乗り越えられない、ある過去があって──？ しっとり甘くてちょっと不思議な優しい愛の物語！

[あんこ · ★★★★★]

幸せなお話

犯罪者の娘として全てを諦めてるヒロインと家族の愛を知らないヒーローが心を通わせる様が素敵でした。
子供に関しては何となく予想できてたけど。
ヒーローのお父さんがなんか横槍入れてくる展開かなーと思ったけどそんな事もなく。
全て持っている、恵まれてる、そう思われてる人にもその人なりの苦しみがあるんだな、って感じたお話でした。

＃胸キュン ＃ハッピー

[ころころ · ★★★★★]

びっくり！ファンタジーだった！

途中まで読んでいてこれはもしかして、と思いましたが、まさかのファンタジーでした。

クリスマスの奇跡がこういう形でこの時代に描かれるって、なんともいいですねぇ。

犯罪者の家族という重いテーマがありながら、ほんわかした家族の話になっていて、よかったねぇとしみじみするラストになっていました。

不幸はその辺をごろごろしているけれど、幸せもころころと転がっているのだな、とクリスマスシーズンにふさわしい、優しい気持ちになれるお話だったと思います。

オススメ。

＃ハッピー ＃ほのぼの ＃泣ける