【感想・ネタバレ】おやこで話す 子どもの貧困のレビュー

あらすじ

本書の主人公、まりかは小学校に入り、いろいろなことにお金がかかることに気づきます。そして、お金について調べていくうちに、「ひんこん」の存在に気づきます。どうしてそうなってしまうのでしょう?

日本の子どもの貧困率は先進国の中でも高いといわれています。一時期と比べると低下してきているものの、依然として高く、コロナの影響で高まることが懸念されています。特に、相対的貧困の生活水準で暮らしている世帯の半数がひとり親世帯であり、この世帯の生活水準が一層低下する恐れがあります。

そういう現実があるということを、親と子はどう考えていくべきなのでしょうか? 本書を通じて、まずは基本的なことを知ったうえで、親子で一緒に「貧困」や「格差」、「公平」について考えてみましょう。

【もくじ】
はじめに
この本に出てくる人びと
この本の使い方
第1章 お金のはなし
第2章 お金はどこからくるの?
第3章 もらえるお金のちがい
第4章 はたらけない人
第5章 こまったひとをたすけるしくみ
第6章 たすけてもらえない人
第7章 ひんこんの子どもがすくない国
第8章 みんなができること
おわりに

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Posted by ブクログ

小学校低学年を想定して書かれた貧困について学ぶ本。各章に簡単なワークがついている。発達段階的にこの年齢の子どもは自分の身近な範囲でなければ理解が難しいとおもうので厳しいところ。もしターゲット層で関心を持った子どもがいれば大人と一緒に読んでみると良いと思う。小学校1年生を主人公にした物語が主軸になるので、高学年以上では取り組みにくい。

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2024年06月01日

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