【感想・ネタバレ】パレット文庫 やまとツインズ、謀る! 新ヤマトタケル伝2のレビュー

あらすじ

大和(やまと)の皇子(みこ)で双子(ふたご)の兄弟、オオウスとオグナは、父であるオオタラシヒコ大王(おおきみ)の命令で大和に従わぬクマソの偵察(ていさつ)に旅立った。二人の供は、弓の名人でオグナに気持ちいいことも教えてしまった美男のイサチヒコと、無口でマッチョな太刀(たち)名人のタヂカラヲという武将二人。 少女のように可憐(かれん)で美しく見た目はそっくりな皇子兄弟は、互いのモノを慰(なぐさ)めあうほど仲がいい。ただ性格は、兄のオオウスはたおやかで優しいが、弟のオグナは相当なやんちゃ者と正反対。 政庁のある難波津(なにわづ)の湊(みなと)から日向(ひむか)に向けて船旅に出発した一行は、淡路島(あわじしま)で海賊(かいぞく)にオオウス皇子を奪われてしまった。クマソタケル退治の前に、早くもツインズ兄弟に危険が…?!

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Posted by ブクログ

小学館パレット文庫。
1の「西へ!」のほうが面白かったかな。物語の始まり、というワクワクがあった。
とはいえ、船旅に海賊、日向とクマソの確執とか見応えもある。
馬がどうのこうのとか、戦いのうんちくも面白かったし、バトルシーンに力があって読み応えがあります。
あとがきでは古事記に書かれたヤマトタケルのやり口は陰惨だとして、明朗ポップな二人を描いたとあります。なるほど。

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2009年12月29日

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