あらすじ
チームがバラバラ、成績が上がらない、部下に舐められる…こんなとき、謙信は、信長は、頼朝はどうしたか? かつてリーダーと言えば、リーダーシップがあり、仕事ができて、弱音を吐かないというイメージでしたが、今はそういうリーダーでは逆に、部下の気持ちをまとめられないといいます。今時のリーダーには、自分の弱いところも見せて、失敗も隠さない、部下に寄り添う、など従来とは真逆のあり方が求められるようです。「リーダーはこうあらねばならない」という思い込みにとらわれ、うまくいかずに苦しむ多くのリーダーに、実は部下に対して非常に柔軟に対応していた日本史の偉人たちの知恵をお伝えします。
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Posted by ブクログ
何かの雑誌に書かれていた筆者の小文が面白かったので読んだ。
今のリーダーは昔の人のようにギラギラして「オレが先頭で引っ張っていく!」という感じの人よりも、何らかの流れでリーダーの立場に立たざるを得なくなってしまったような人が多くなっている。
専制君主の恐怖政治システムで進めるタイプよりも周りの意見を聞いて民主的に進める、または権限を委譲してある程度まで裁量を持たせて進めさせるタイプが増えている。
これまでの日本の歴史を振り返ると、今どきのタイプと同じような思考で成功したリーダーも多い。
蒲生氏郷、足利尊氏が興味深い。徳川慶喜はやっぱ上司にはしたくない。
Posted by ブクログ
リーダーも、しかるべき時には逃げてもよい、等の内容が歴史上人物のエピソードとともに紹介されている。
リーダーとは無縁だが歴史上、どう窮地を逃れたのか興味があって、分かりやすく紹介されていたので読みやすかった。