【感想・ネタバレ】文芸の社会学のレビュー

あらすじ

「文学というのは、しばしば、社会科学よりもしっかりと同時代をつかまえる力をもっている。――文学は、自由な想像力を駆使して、時代と社会を生き生きとえがきだしてくれる」と筆者はいう。筒井康隆、松本清張、山本周五郎、小松左京、森村誠一、横溝正史、江戸川乱歩、司馬遼太郎……現代日本を代表する作家たちの作品を手がかりに、小説の世界を楽しみながら社会学の基礎と日本社会の実態をやさしく解きあかす。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

卒論のために読んでみました。
何か「文芸の社会学」っていうより、「文芸を元に社会学の基礎を見る」という感じ。いやまぁ、それはそれでいいんだけどさ、自分としては、社会学の基礎はわかってる(つもり)だから、もっと文芸の方に重きをおいてほしかった。

ただ結構読みやすかったし(その割には時間がかかったけど)、ヒントにはなったから良しとするか。

社会学の基礎を学びたいからにはオススメですな。もう20年くらい前の本だけどw

0
2009年10月04日

「社会・政治」ランキング