【感想・ネタバレ】万次郎茶屋のレビュー

あらすじ

動物園の片隅で、ひっそり地味に生きる老いたイノシシ・万次郎の密かな夢は、いつかカフェを開くことだった。幼いころから万次郎の絵を描き続ける画家志望、しかし才能はないエリは、万次郎を主人公にした絵本を描くことを思い付くが……。笑って泣けて、また笑える表題作「万次郎茶屋」を始め、ちょっと不思議で、じんわりしみる全6編を収めた珠玉の短編集。

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Posted by ブクログ

表紙がかわいい。SFもしくはファンタジー風味の短編集。軽い手触りで読めるけど、終盤「万次郎茶屋」「私を変えた男」まできてウワァ(嬉)となる。読めてよかったー。
けなげでやさしい万次郎。彼の毛皮の手ざわりと、憧れの珈琲の香りが胸に残るよう。新田くん、80パーマン、エリちゃん、平井さん、みんな親しく思えて名前で呼びたくなる。

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2025年02月05日

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