【感想・ネタバレ】七歳美郁と虚構の王(イラスト簡略版)のレビュー

あらすじ

第2回小学館ライトノベル大賞・佳作受賞作

1999年末、1999人が犠牲となったテロから数年。99人の記憶を持つ今近衛久遠に、姉から葉書が届く。「世界で二番目に強い刺客を送ってみました」。七歳美郁(ななとせみいく)を護るため、久遠は世界で一番強い男を召還する。

※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。

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Posted by ブクログ

本編3巻、過去編の「…1999」1巻の既刊4冊。本編を締めないまま過去編の後書きで、これで一応の区切りと言っている。残念。美郁の抗いがこれから続くというのに。でも、4冊だけでも心が震える〆かたで良かった。特に実質最終巻の過去編ラストの演説は、伝えている感動的な言葉とその裏にある背徳の計略と、そこに込められた作者のメッセージにうたれた。
ライトノベルにしては登場人物の平均年齢が高め(といっても20代前後か)で、少しハードボイルド的な味わい。私立探偵だし。

美郁の品のある毒舌が良い。

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2016年12月03日

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