【感想・ネタバレ】世界一わかりやすい美術鑑賞ドリルのレビュー

あらすじ

西洋絵画を見ることが好き。美術館にもたまに行く。
……でも、絵の見方がわからない。
そんな美術初心者・中級者に向け、国内トップクラスの美術系YouTuberである著者が、知識やセンスのいらない鑑賞方法を「問題形式」でお伝えします。

◆そうか! こうやって見ればよかったんだ!
ダ・ヴィンチ、フェルメール、モネ、ゴッホ……名画が教えてくれる絵画の楽しみ方
Q.この絵の主役は誰?
Q.どうしてこの色で塗られている?
Q.この絵の舞台はどこだろう?
Q.モデルと画家の関係を想像しよう など
専門的な知識がなくても解ける、それなのに一度読んだら忘れない、
美術鑑賞中級者・上級者への道が開けること間違いなし!

知識がなくても感覚的に解ける「感情的鑑賞ドリル」
ほんの少しの知識で深い鑑賞体験ができる「論理的鑑賞ドリル」
本書では、美術鑑賞に欠かせない視点を2つのドリルで紐解きます。

【目次より】
第1部 見る目を育てる感情的鑑賞ドリル
第1章 この絵の主役はどこにいる?
第2章 色や光に注目してみよう
第3章 筆致から動きを感じてみよう
第4章 「この後どうなった?」を想像しよう

第2部 深く絵を知る論理的鑑賞ドリル
第1章 描かれている人物について想像しよう
第2章 “そこ”はどこなんだろう?
第3章 モチーフから読み解こう
第4章 画家の人生を想像してみよう

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Posted by ブクログ

アートの鑑賞方を紹介してくれる一冊。
味方や味わい方を3ステップでわかりやすい。

絵を見た時に色々思うこともあるけど、どう表現したらいいか分からない。こんな感想、変なのかな?分かってないってことなのかな?何を受け取ったらいいのかな?と誰に見られるでもないのに何かと比較してしまう。

この本は、「もっと気楽でいいのよー。もし、もう少し知りたかったらこんな所に注目してみるのも良いよ。」と示してもらえる。そんな本でした。

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2025年08月12日

Posted by ブクログ

『西洋美術史入門』(池上英洋/著)を更に全年齢向けにしたような内容。クイズ形式で、カラーで絵画が見られるのでわかりやすい。

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2023年02月08日

Posted by ブクログ

絵画を鑑賞する上で、自分がどこを見たらより面白く鑑賞できるかをドリル形式で解説している本。
良い点は本当に絵の見方が変わること。メッセージ性や主役を探そうとする力が養われる。
良くない点。肝心の絵画の掲載サイズがあまりにも小さい。これは書籍の大きさを大きくするべきだし、もっと掲載画像を大きくするべきだ。例えば、見開きで二枚を比較するなど。肝心のモチーフ探しに奮闘したが、ブタすら判別できない。
もっと細かく見て答えを出したかったが、よくわからない画像で読み終えてしまうのが残念だった。

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2024年07月21日

Posted by ブクログ

絵画の世界への入り口としてはこのくらい易しく、丁寧な本が良いと思います。いきなり寓意を読み取るとかはハードル高すぎますし。
問題はこういう観点を頭に叩き込まないと次には進めないということで、、、反省の弁です。

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2022年10月18日

Posted by ブクログ

絵は好きだけどどうみたらわからない。
という人に向けて書かれた、美術鑑賞のコツを説く一冊。

著者は美術系ユーチューバーとして活躍しているいとはるさん。
巻末のプロフィールを見たら、若くてキレイな方でした。

西洋美術の53の作品に対して、主役は誰か、どうして空がこの色なのか?ここはどこか?
など、さまざまな問いかけをしながら美術を学んでいく。
構図、色、筆致、などから画家の表現へのこだわり、美術史の流れ、時代背景、価値観を理解していく。

マネ「笛吹く少年」
ドラクロワ「民衆を導く自由」
レンブラント「目を潰されるサムソン」
ゴッホ、ミレー「種まく人」
マティス「ダンスⅠ」
マグリット「恋人たち」
モネ「睡蓮」
・・・などが掲載。

図柄を沢山配置し、文字も色分けして抑揚をつけたり、2つの絵を並べ、比べることで違いを説いたり、と、読みやすい工夫が凝縮。
若い人や、美術入門者にピッタリの分かりやすい一冊でした。

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2022年07月15日

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