【感想・ネタバレ】はいまーとろーぜ3＜傾城編＞のレビュー

鈴木あみ

花に囲まれ、町では国をあげての華やかな結婚式が行われていた。馬車の中で笑うのは、レイとオルタンスだ。二人の幸せそうな笑顔を、チュールは群集の中から見つめていた。大好きで、すごく愛してた。そんなひとに、チュールは殺されるところだった。レイは王様で、自分は庶民で世界はもう分かたれたのだ…。しかし運命の歯車はフェルも巻き込み動き始める…！！ ラブロマンス完結編！

[ブクログ · ★★★★☆]

最後の方はもうぼろぼろ泣いて紙面が霞んでなかなか……。
この主人子のチュール。多分学生時代に読んでたら、
あまり好きじゃなかった気がします。


読んだのが今で、逆によかったかも。
チュールがもの凄く愛しいです。


向こう気が強くて、意地っ張りで、明るくて優しい可愛いチュール。
傲慢で、強引で、冷酷で残酷だけど、本当は誰よりも情深いレイ。


そんな不器用な人達のお話を、ぜひどうぞ。