あらすじ
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2020~2021年施行(2019年改正)「特許法」「意匠法」に対応。本書では「知財の基礎知識」「事業に沿った知財の注意点」「知財戦略」と大きく3つに分け、それぞれをQ&A形式で解説しています。
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Posted by ブクログ
職業柄、知財実務の知識を身につけておきたいと思い、こちらの本で勉強させてもらった。
第1部「知財の基礎知識」では、耳にしたことはあるものの理解できていなかった基礎部分(特許:出願手続きの流れ・早期審査&スーパー早期審査・パリルート出願&PCT出願・新規性喪失の例外・軽減申請・移転登録・異議申立・訂正審判・無効審判・ウォッチング・情報提供、意匠:意匠権の概要・ハーグ国際出願、商標:商標権の概要・マドプロ、著作権の概要など)に触れられていたので、知財全般に関する知識が深まった。
構成としては、チャプター毎のQ&A形式となっており、自分の学びたい内容に合わせて辞書のように引くことが可能。
また、用語解説コーナーが設けられていたり、事例の図解が挿入されていたりと、知識がなくても置いていかれないような工夫がされていた。
第2部・第3部は、企業の経営者や技術者に向けて書かれていて、かなり踏み込んだ内容だったため殆ど読んでいないが、これから知財入門編として手に取りやすい本だと思う。