【感想・ネタバレ】身の回りの科学 (世界が面白くなる!)———世界は科学でしか解明できないのレビュー

あらすじ

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・AIが人間を超えるのはいつ?
・ブラックホールは1こじゃない!?
・火星の夕日は何色?
世界は科学でしか解明できない。
世界を見る目が変わる。

小学校と中学校の理科、高校の化学、物理、生物、地学など……。
苦手な人も多く、学生の時に一生懸命勉強したが、日常生活では使わない“科学”。

「いったい、科学は何に役立っているのか?」
そんな疑問を物理学者の著者が、文系の人にも分かりやすくご紹介する。

生活に欠かせない電子レンジやナビ、話題のAIなど、あらゆる科学を知ることのできる1冊。
また、アインシュタインの「相対性理論」や「シュレーディンガーの猫」など、
特に“難解”と言われている理論を読むだけで分かるようにやさしく説明します。
本書であなたも科学博士に!


■目次

●1 「科学ってなんで勉強するの?」と思っていませんか?
・身の回りには「科学」があふれている
・あらゆる場所に多く存在する電磁波
・虹はなぜ7色なのか?
・コンピュータは0と1で動いている
ほか

●2 科学の歴史と科学者
・科学は科学によって証明される
・現代文明に不可欠な電磁波の発見
・コンピュータの誕生と進化
・人間に脅威をもたらす感染症の変遷
ほか

●3 身の回りにある科学の仕組みと不思議な科学
・日常生活に欠かせない電化製品
・火星の夕焼けは何色?
・顔のパーツを数値化して照合する顔認証システム
・エンドウ豆からスタートした遺伝学
ほか

●4 難しい科学を読み解く
・相対性理論とアインシュタイン
・ブラックホールと一般相対性理論
・シュレーディンガーの猫と量子力学
・リーマン予想
ほか

■著者 二間瀬敏史(フタマセトシフミ)
京都産業大学理学部教授。1953年、北海道生まれ。
京都大学理学部を卒業後、ウェールズ大学カーディフ校応用数学・天文学部博士課程を修了。
マックス・プランク天体物理学研究所、米・ワシントン大学研究員、東北大学大学院教授などを経て、
京都産業大学理学部宇宙物理・気象学科教授、東北大学名誉教授。一般相対性理論と宇宙論が専門
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

気象庁マグニチュードとモーメントマグニチュードがある。最初は、気象庁マグニチュードが発表され、後にモーメントマグニチュードで修正する。
生命は、外界と膜で区切られている、代謝する、自己の複製をつくる、の3つ。
細菌は生物。ウイルスは自分では代謝できないので生物ではない。
ペスト、コレラは細菌、天然痘、スペイン風邪はウイルス。
地球は、原始惑星同士が10回ほどジャイアントインパクトでできた。その衝撃で表面はマグマオーシャンだった。

遺伝は分離の法則、優性の法則、劣性の法則がある。
優性の法則は、優性の性質が顕在化する法則。

RNAは不安定でmRNAは細胞の核外で中には入れないので、DNAに影響を与えることはない。

GPSは3個の衛星で位置を図り、時計の精度を取るためもうひとつの衛星が必要。相対性理論がなければ、GPSは成り立たない。
相対性理論は、走っている時計の進みは遅くなる、重力が強いと時計の進みは遅くなる。
GPS衛星の時間の遅れを計算する必要がある。

ブラックホールの中に入った先を特異点とよんでいるがそれがなにかはわかっていない。時空が消える。宇宙ステーションが無重力なのは、地球に向かって落下しながら水平方向に運動しているから。落下は、物体は空間に静止しているが空間自体が落下しているとも考えられる。

量子力学はミクロの世界の物理学。
二重スリットの実験。確率的な世界。波動関数=シュレーディンガーの方程式。
シュレーディンガーの猫は、猫はマクロの生き物だが毒ガス放射装置はミクロの世界のもの、と考える。

リーマン予想。素数に関する予測。
オイラー積を発展させてガウスの素数定理ができた。
ガウスの素数定理は、ある数Nまでの素数の数を表す。

超ひも理論はすべての力を統一する物理学の最終理論。

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2025年06月21日

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