あらすじ
どんな状況になっても、
自分が大切にしたいものを軸に、
自分の限界を受け止めて、
目の前のことを積み重ねる。
それは、
焦りや不満に引きずられることなく、
過去の幸せにしがみつくことなく、
後悔しない人生を歩む、
ただ一つの方法ではないかと
思うのです。
「決め抜く力」があれば、
年齢も状況も関係なく
「納得のいく自分」でいられます。
もし、今の自分や今までの自分に
納得がいっていなくても、
これから変えられることは
たくさんあります。
大丈夫。私自身、そうでしたから。
自分の人生は、自分で考え、決め抜くことで動かせる。
だから、もっと、自分で決めていいんです。
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Posted by ブクログ
30歳。2人目の子供が生まれ育休中にこの本を手に取りました。
外資系企業で営業職として、1人目の育休を終えた後も、フルタイムで働いてきました。「ワークライフバランス」に囚われ、余白のない毎日を必須に綱渡りしながら過ごしてきた毎日。キャリアも子育てもどちらも中途半端な気がして、まさに限界です。
以前AbemaTVでお見かけしたときは、強めな物言いでちょっと苦手意識があった薄井さんですが、この本は柔らかく、現実的で、寄り添ってくれる印象をもちました。
守りたいもの(夫、子ども)を人生で1番多く抱えている今、価値観はどうなっていて、弱みはなにか?(私の場合は子どもが最優先なので、キャリアにおいて子どもがいることは弱みかな。)
海外のMBAに挑戦したいけど、優先すべきことなのか?大企業で働くこと、名の通った企業で働き続けたい気持ちが強かったけど、ほんとうにそうなのか?
私が悩みがちな理由は、優先順位がはっきりしておらず、かつ情報が足りていないからだと薄々感じていたことをハッキリ突きつけられた気がして、恥ずかしい気持ちと、なんだかスッキリした気持ちと。
人生100年時代、満足のいく人生を歩めるよう、自分で手綱をもって歩いていけますように。