あらすじ
編集者、地域雑誌『谷根千』の発行人、作家として、1970年代から仕事の道を切り開いてきた著者。歩んできた仕事の一本道、脇道、遠回りの道…を自伝的に語る。男子学生が圧倒的に多い大学での学生生活、男女雇用機会均等法施行のはるか以前のPR会社や出版社での勤務…。編集者、書き手として今に至るフリーランスの日々……。新型コロナウイルス感染症の蔓延によって社会が変容するなか、自らの「しごと放浪」を振り返ることで、今、仕事について考え、悩む人たち、特に女性へのヒントを贈る。
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Posted by ブクログ
味わいのある紀行文の担い手として知られる
著作多いので、今回もその類と思い読みまし
たが、これは著者本人の自伝的内容です。
編集や地域雑誌の創刊、出版など、数多くの
仕事を手がけた経歴を持っています。
いずれも「上に上に」ではなく、しなやかな
横のつながりによる水平的な広がりが素晴ら
しいです。
今の「谷根千」という言葉も著者が出版した
地域雑誌が最初らしいです。
今や「この道ひと筋」では危なくて生きてい
けない時代と言います。
〇〇ができる〇〇、のようにパラレルで生き
る大切さを知る一冊です。