【感想・ネタバレ】世界のビジネスエリートが知っている 教養としての茶道のレビュー

あらすじ

世界のビジネスパーソンが憧れる「おもてなし」、
それを体現するのが「茶道」。

海外では茶道=日本と考えられています。
千利休、わび・さび、表千家・裏千家など茶道にまつわる
言葉をあなたは説明できますか?

欧米では自国のカルチャーを語ることで、アイデンティティを
表現することができます。

グローバル茶道家である著者が教える「茶道の知識」をしっかりと学び、
欧米でしっかりと発信することで、ビジネスを前に進めていきましょう。

また、茶道は総合伝統文化であり、学ぶことで、華道・禅なども
わかるようになります。一つ知れば、いくつもの知識が身につく
茶道を本書ではわかりやすく解説。

茶道500年の歴史を習得しましょう。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

日日是好日を読んで茶道に興味がわいていたので一読。

やはり道を極めるということはいい。
何に良さを感じているかというと
やっぱり「今、ここ」という考え方なのかもしれない。
二度と流れることのない「今、ここ」に集中してこの時を過ごす。
それがすべてからの解放であり、生きる、ということのような気がする

春来草自生という言葉は勇気がもらえる言葉だった。
素敵な言葉に出会えた。

「道場とは心の在り方」という考え方にも共感できた。
目の前のことから謙虚に学ぶ人間でありたいと思う。

0
2021年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「茶道」と言われると決まりが細かいなどのイメージから取っつきづらい部分があって、敬遠することが多かった。本書の中では茶道の中で大事にされているエッセンスがわかりやすく解説されており、スッと理解することができた。

特に印象に残ったのは、
・「一座建立」
(意味:主・客ともに一体となって、お互いを思いやることでこそ茶会が成功する)
⇒「お客様は神様」ということでふんぞり返ってしまう人もいるが、自分も場を成立させるための要素の一人であるとどんな場でも意識することの大事さを教えてくれた。

・「春来草自生」(はるきたらくばくさおのずからしょうず)
⇒周りだけ成長して自分は成長できていないのではと焦ることもあるが、落ち込んだときは次の成長に備え貯えよう。春が来れば草木は伸び、必ず花は咲くように、周りにはまだ見えていなくても努力ををしていれば必ず実る。

2つ目の言葉は北予備のキャッチフレーズみたいだが、今の自分にとって、仕事で回りと比べて実績が残せていないのではないかと比べて焦りを隠せない自分にとって、大切にしたい言葉だなと思った。

そのためにも、努力・自己研鑽を断続的に行って、養分を蓄えていきたいと思う。

0
2022年04月24日

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