感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年09月06日
不思議な小説。本は読みやすかった。
多くを説明しすぎないところが良い。
五十嵐家の私、メー子21歳は盗まれた青い自転車にこだわり続ける。サキちゃん25歳、和美叔父さん51歳、3年前に発病した母君枝49歳 父は単身赴任中。娘たちや叔父さんが用意する食事は普通の物だが美味しそう、そこにはどこか病的なが...続きを読むら健全な家族がある。
Posted by ブクログ 2014年01月19日
大事にしていた青い自転車が盗まれた。
それから自転車捜索の日々が始まった。
コンビニのバイトの合間をぬって、ビラを作ったり駐輪場を手当たり次第に見て回った。
家では家事をまったくしなくなり、「粗大ごみ」と化した母がいつも負のオーラをまとっていて
姉のサキちゃんはそんな母と妹である私を養うためにパ...続きを読むラサイトされている。
お母さんどうしちゃったの!
姉妹の互いの呼び方がちょっと他人っぽい。サキちゃんはともかく、メー子さんってw
お気に入りの自転車は、実はもともと亡くなった同級生の家から盗んできたものだった、らしい。
ちょっと芥川っぽい感じの作品)^o^(
Posted by ブクログ 2011年04月26日
青い自転車を盗まれた主人公と、その母、姉、叔父が登場人物。
家族の様子と主人公の心情が描かれていますが、ワタシには何が言いたいのかさっぱりわからない1冊でした。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ドラマティックなことが何もおきない家庭小説。そうかといって、感性の鋭さで攻めようという作家でもなさそう。けれど、その肩の力抜けたところが私は好きでした。家事放棄している母と暮らす主人公。妹との会話で母の存在をコミカルに切って捨てたりしているのが、逆に、ああ日常ってこういうものかも、と思わせます。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
読後すっきりしない、不完全燃焼感が残りました。こういうくくりにしちゃいけないのかもしれないけど、20代の若い作家っていう枠の中の作品だと思う。日常を切り取って淡々と書いている。それが私にはどーも合わないようだ。でも、ダジュールのアイスと不二家の抹茶パフェは食べたくなった。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ヘンな人が出てきて、ヘンな行動とって、でもこれといって大きな盛り上がりもない、いかにも文藝賞って感じの作品。姉妹会議の回数を間違えていたお姉ちゃんが愛らしい。