【感想・ネタバレ】慶応四年新選組のレビュー

あらすじ

司馬遼太郎原作の、あの傑作TVドラマ「新選組血風録」「燃えよ剣」の脚本家・故結束信二の待望久しい幻の長編小説復刊! 抑制された筆致で、凋落の一年を描ききる。隊士をみる温い眼差しの中、ドラマの感触がいきいきと蘇る。

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Posted by ブクログ

慶応四年。年が明けてから五月に入るまでのほんの短い間に新選組は時代の波に抗えなくなっていったのですね。
結末を知っているからこそ、読み進める程に近づいてくる別れと終わりが切なかった。
途中途中に挟まる沖田さんの呟きが、また切ない。
歴史に"たられば"はないけれど、もしも何かが違っていたらと思わずにはいられませんでした。

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2011年03月06日

Posted by ブクログ

伝説のテレビドラマ「新選組血風録」の脚本家による歴史小説。滅びの道へとすすんでゆく新選組を淡々と描いていて、だからこそ味わいがふかいです。新選組ものはキャラクター中心の熱い小説になりがちな気がするのですが、この作品はあくまで冷静さをたもっています。そこがまたよいのです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

本当に淡々とドキュメントの様に慶応4年から一日一日が進んでいきます。その中でも山崎さんや井上さんなどの思いや回想が悲しいです。それからあちこちで沖田さんがポツリと漏すセリフが心に染みます。

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2010年05月05日

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