【感想・ネタバレ】旧宮殿にて~15世紀末、ミラノ、レオナルドの愉悦~のレビュー

あらすじ

消えた肖像画、失踪した令嬢、運び出された巨大な彫像――。万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチが、ミラノ宰相ルドヴィコ・スフォルツァと、才媛チェチリアとともに不可解な事件の謎に挑む。15世紀末のミラノを舞台に、当時最先端の科学的知見をもって解き明かされる、事件の意外な真相。科学と謎を融合させたE・A・ポーの系譜に連なる傑作本格ミステリー!

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Posted by ブクログ

15世紀のミラノを舞台に、レオナルド・ダ・ヴィンチを探偵役にした短編5編。
消えた肖像画、失踪した令嬢など、すべて消失もの。消失もののトリックとしては王道な感じもあるけれど、カメラオブスクラとかブルネレスキの鏡とかダ・ヴィンチらしい仕掛けが取り入れられてて面白い。
何よりレオナルド・ダ・ヴィンチだけでも興味深いのに、ルドヴィコ・スフォルツァにチェチリア・ガッレラーニまで登場。この時代が好きな人間には堪らない。
中でも「二つの鍵」のロジカルな謎解きが一番好き。

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2016年08月21日

Posted by ブクログ

天才といえばまず浮かぶのがレオナルド・ダ・ヴィンチだが、事実はどうあれすごく楽しめて読めた。登場人物が魅力的で、ストーリーもよく練られていてよかったです。

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2011年02月12日

Posted by ブクログ

15世紀末、ミラノを舞台にしたレオナルドダビンチを主役にしたサスペンス。
短編が繋がっていくので、テレビの1話1話を見ていくようでテンポが良い。

推理小説ながら、海外を舞台にしていて面白く読める。
美術を中心に文化と犯罪が混じり合う。
あまり日本では無いパターンかも。

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2009年10月07日

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