【感想・ネタバレ】境界のポラリスのレビュー

あらすじ

恵子は中国生まれ日本育ちの高校生。母と、母が再婚した日本人の父と三人で暮らしている。ある日、バイト先のコンビニでマナーの悪い客にからまれているところを、大学院で中国文学を学ぶ幸太郎に助けてもらう。彼は、埼玉県川口市にある日本語教室「青葉自主夜間中学」で、外国人の子どもたちに日本語を教えてもいるらしい。興味を持った恵子は、この教室を訪れるのだが……。

わたしは日本人? それとも中国人? 自身のアイデンティティに悩む主人公と、日本社会に溶けこむため、懸命に日本語を学ぶ中国やベトナム出身の同世代の子どもたち。日本で暮らす困難を共有しながら、友情をはぐくんでいく彼女たちの姿を感動的に描く! 異文化交流の難しさと大切さを伝える、第61回講談社児童文学新人賞佳作入選作品。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

夜間中学のお話。
中国人なのか日本人なのか、宙ぶらりんのアイデンティティに自問自答しながら、日本で暮らす外国人に日本語を教えることで自己肯定感を手に入れていく姿が清々しかったです。

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2025年10月05日

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