あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
人生100年時代といわれる今。
体の寿命は100年ですが、歯の寿命について考えたことはありますか?
なんと、6歳に生えてくる奥歯の平均寿命は51歳。一番長生きすると言われる犬歯でも60歳となっているのです(2016年歯科疾患実態調査)。
歯の寿命も年々延びているとはいえ、考えてみれば、からだの寿命との差は40年もある計算になります。
つまり高齢になると大半の方は何本かの歯を失い、失った歯を補う治療をされます。そして治療をする度に、さらに歯を失って硬い物や歯応えのある物を制限しなければならなくなります。
長い人生、セカンドライフは好きなものを食べて思いっきり楽しみたいですよね。
そこで本書では、歯の寿命100年を目指すため(健口寿命を延ばすため)の鉄則をお伝えしたいと思います。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
電動歯ブラシを使う
自分に合う歯磨き粉を選ぶ
虫歯予防→高濃度フッ素
歯周病→歯茎から血が出る
白い歯→しっかり白くしたいなら歯科でのホワイトニング
歯根部ケア→歯茎が痩せてきた人
フロスや歯間ブラシ
歯医者でレクチャーを受ける
エアーフロスも有効→ジェットウォッシャー
ジュースやお菓子は控えめに
酸性の飲み物→歯を表面から溶かす
虫歯菌は糖質を餌に歯を溶かす
口臭に敏感になる
生理的口臭→ 菌が分解したガス
病的口臭→歯周病、虫歯
定期的に歯科健診に行く
3ヶ月に1回
ホワイトニングを検討する
歯を強くする効果がある
ホームホワイトニング→自宅で薬剤、安価
オフィスホワイトニング→専用機器、高価
矯正を検討する
手入れがしやすい
見た目がいいのはいうまでもない
胃腸の働きが良くなる
体のバランスがよくなる
独身のうちにやる
Posted by ブクログ
歯磨きの項目が詳しく書いてあってよかった。
歯間ブラシの意味がよくわからなかっので勉強になった。フロスは一度使った面は細菌が多くいるので新たな面に持ち直して使うこと。反省した。
1日1回5分以上の歯磨き
歯間洗浄にはエアーフロスがいい、しかし高い。
●プラーク ねばねばした最近の塊。歯垢ともいう。プラーク1mgに約1億個の細菌。大腸や肛門と同じぐらいの菌がいる。粘着力があり、水には溶けない、うがいでも除去できない
●歯石 プラークが石灰化したもの歯石によって歯茎が傷つくことも
■歯周病と大病
以下4つの病気と関りがある。
①脳梗塞
②糖尿病
③誤嚥性肺炎
④早産・低体重児
①歯ぐきから体内に侵入した歯周病菌が全身にめぐる。
血管の内側に入ると、白血球がたまり、市街が血管の壁にこびりつく。動脈硬化を引き起こし①に至る。歯周病持ちはそうでない方に比べ2.8倍リスクがある。
②経験値から歯周病を改善されると血糖コントロールがよくなり、結果として糖尿病が改善される。
歯周病悪化→歯茎の炎症が拡大→炎症物質が体内に侵入→その物質によりインスリンの動きを弱まる→糖尿病が悪化
③報告から、歯周病などにより口腔内の細菌が多い人は誤嚥性肺炎になりやすい。
④歯周病の炎症→炎症物質により支給の収縮を招く→早産。歯周病が進行している妊婦さんが低体重児出産のリスクが5~7倍に増加。不明点も多く今後の研究を注視
■年齢により虫歯になりやすい場所が違う
10代 奥歯のかみ合わせ部分
20代 歯と歯の間
その後 加齢で歯茎が下がり吐出した根面で虫歯となる。
歯並びが悪い箇所も虫歯になりやすい
■歯磨きの理想
食後すぐに歯磨き(フッそ入り歯磨き粉)をし、ノンシュガーガムをMax20分噛む
できないときは、食後30分以内に歯磨きもしくはお茶で口をすすぐ。
■フッ素効果を効かせるには?
1日1回低濃度のフッ化ナトリウム溶液を少量口に含み30秒~1分うがいをして吐き出す。30分は飲食を控える。寝る前が効果的。
歯磨きの後水の量は少量で1回だけすすぐ。しっかりすすぎたい場合は、高濃度フッ素が配合されたジェルを塗り込み隅々まで塗りたくる。最後に少量の水で5秒間1回だけすすぐ。もしくはジェルだけ吐き出す。(この方法をダブルブラッシング法という)
■電動歯ブラシ
普通の歯ブラシと使い方を変える。ゴシゴシ動かさず、そっと歯の表面に当てるようにする。あまり圧をかけない。コンパクトヘッドかおすすめ。マニュアルはしっかり目を通そう。
本文ではフッ化物と正確書かれているが当分中はフッ素とした。
■ ホワイトニングの効果
・歯を白くする
・刃を強化する。
・笑顔に自信が持てる。
強化について。ホワイトニングをすると歯の表面のエナメル質を保護しているぺクリルといううすい膜がはがれる。ぺクリルが再生されるまでは、フッ素・カルシウムが取り込みやすく、再石灰化を促す。結果歯質も強化されていく
■ホワイトニングするには
虫歯や歯周病、葉の亀裂、視覚過敏の有無を確認しなければいけない。放置してホワイトニングすると、知覚過敏などの症状アきつくなったりする。
■子供の虫歯
生後19~31カ月の間に口移しなどで虫歯菌の感染がおこりやすい。(感染の窓)。6歳ごろにシーラントを行う方法もある。生え始めの歯は柔らかく酸に弱いく虫歯リスクが高い。掃除しにくいところ(奥歯のかみ合わせ面)をプラスチックで埋め(シーラント)る。奥歯のかみ合わせ面の溝が浅い場合、しっかり磨けている場合は必要ない。
■歯のケガ、欠け・折れ・抜け
乳歯のケガでもすぐに病院へ。抜けてしまった場合は、水洗い(塩素がるのでNG)せず、乾かさないようにラップで包み、3時間以内に歯医者へ(永久歯の場合。埋めなおすこともできるらしい。驚き!)抜けた歯は牛乳につけて運んでもOK。乳歯のケガは永久歯に大きく影響する、必ず病院へ!