あらすじ
ルーラ・ディライトは地味な容姿で読書が趣味の侯爵令嬢。美形揃いの一族の中では異端児であった彼女は、ある日父親から一つの命令を受ける。実家の没落を回避するため、かつて祖先が使ったという魅了魔法で、第一王子エドワードの心を虜にしろというのだ。
だが、魅了魔法の使い方はすでに失われ、ルーラは魔力を持っていないと断るものの、「君は頭が良いから大丈夫」と父に押し切られてしまう。快適な読書環境(実家)と可愛い弟を守るため、ルーラは本の知識を駆使して奮闘し、エドワード王子との仲は急接近!?
魔法に頼らないシンデレラ・ストーリー!
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十分に魅力的だよ
美男美女の両親。
その美形で今の地位に居られていると自覚している騎士団長の父親。
騎士としての武力どころか体力もない父は、その失態により「わが家は没落の危機にある。先祖伝来の魅了の魔法で王子の婚約者になって、我が家を救ってほしい」
と、長女のルーラに懇願するところから話が始まる。
一話ずつ、テレビドラマみたいに物語が一旦完結する野が読み安くていいです。