あらすじ
御曹司の伊織と交際していた真奈美。初めて肌を重ねた夜に身ごもるも、彼の負担になりたくなくて消息を絶ってしまう。四年後、シングルマザーとして働く真奈美は偶然伊織と再会して……!? 「君だけを愛し続けてた」熱っぽく囁かれ、優しい愛撫に身体は潤む。空白期間を埋めようと伊織の過保護な愛情は増すばかり。豪華な新居に誘われて、待っていたのは極上の溺愛生活!
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最後のあたりがちょっと残念
スパダリが最後までスパダリでした。
絶対に自分の子供だとバレバレだけど、追い詰めずヒロインを待ってあげる優しさが良かった。
まあ絶対に逃がさないって思ってたから、じっくり待てたんだろうけど。
ストーカーと誘拐話、旅館倒産の真実が取ってつけたようにザザーッと解決したのがちょっと残念かな。
誘拐じゃなく他の展開のが良かったんじゃないかなーと思いました。
Posted by ブクログ
若くして御曹司と恋に落ち、想い合いながらも突然の妊娠をきっかけに彼の前から姿を消したヒロイン。誰にも頼らずシングルマザーとして懸命に生きていた彼女が、数年後に再会を果たすところから物語は動き出します。
人生が大きく変わる出来事の中で、身を引くことで愛を貫こうとしたヒロインの選択には強さを感じました。一人で子どもを育てる日々はきっと大変で、寂しさもあったはずですが、それを表に出しすぎず前を向いて生きてきた姿が印象的でした。いわゆる「うじうじ系」ではなく、芯のあるヒロインなので好感が持てます。
ヒーローは文句なしのスパダリ。再会後も一貫してヒロインと娘を守ろうとする姿勢がぶれず、溺愛ぶりも安心感があります。娘ちゃんも3歳とは思えないほど賢くて可愛く、物語の癒し担当でした。
一方で、初めての夜に後先を考えず避妊しなかった点や、ヒロインがそれを望んでいた描写には少し共感しづらい部分もありました。ただ、それを差し引いても全体の完成度が高く、甘さ・安心感・幸福感がしっかり詰まった一冊だったと思います。
展開に無駄がなく、最初から最後までテンポ良く進むので、気づけば一気読み。ヒーローの一途さと、家族として再び絆を結んでいく過程が丁寧に描かれていて、読後は「幸せになってよかったね」と素直に思える作品でした。