【感想・ネタバレ】これ1冊で丸わかり 完全図解 ネットワーク構築入門のレビュー

あらすじ

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基礎知識と成功のポイントを徹底解説

大好評のITエンジニア向けムック「完全図解」シリーズの第5弾。ネットワーク構築を網羅的かつ分かりやすく解説する技術書。文章を読むだけでは難解なネットワーク構築のノウハウや関連技術を、豊富なイラストや図、写真を使って解説している。
「ネットワーク構築の勘所を学ぶ」編では、イラストを使いながら、最新のトレンドであるローカル5Gやゼロトラストネットワークまで含め、ネットワーク構築の勘所を初心者にも分かりやすいように説明する。
「LAN/無線LANの基礎を知る」編では、企業ネットワークに不可欠な存在であるLANや無線LANについて、イーサネットから最新のWi-Fi 6まで目配りし、技術を詳しく解説する。
「ネットワーク技術の基礎を知る」編では、ケーブル整理術やインターフェース、あるいは通信プロトコル、光ファイバーなどネットワーク構築に不可欠な基本要素を豊富な図版、写真などを使って図解する。混同しやすいネット用語も解説する。

≪目次≫
第1部 ネットワーク構築の勘所を学ぶ
第2部 LAN/無線LANの基礎を知る
第3部 ネットワーク技術の基礎を知る

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Posted by ブクログ

## 概要

同シリーズの『ネットワークプロトコル入門』と比べて個性が出ており、ネットワーク構築・設計・テストという実務寄りの内容が充実している。第1部でネットワーク構築の要点整理から入り、第2部でプロトコル解説、第3部でケーブリングまでカバーする構成。随所に混同しやすいネット用語の整理コラムが挟まれており、全体的にポップで読みやすい作りになっている。

## 学んだこと・重要なポイント

- **第1部第5章: ネットワーク動作試験**: 実務で最も参考になった章。単体テスト・結合テスト・性能/負荷テスト・総合テストの4種類があり、それぞれで見るべき観点が異なることを体系的に整理できた。また規模(小規模・中規模以上)によって進め方のパターンが複数紹介されており、現場での使い分けがイメージしやすい
- **リグレッションテスト(既存テストの再実施)**: 1つの問題が解決したら、それまでに行った検証内容を再テストする必要があるという観点。他書では触れられにくい継承・移行フェーズの実務知識として参考になった
- **テスト環境の構築観点**: 検証環境をどのように立ち上げ、何から確認していくかという実践的な視点が整理されている。継承作業の観点チェックに直接活用できた
- **コラム: 混同しやすいネット用語**: ドメイン・セグメント・サブネットの違い、ルーターとL3スイッチの違いなど、現場でよく混乱しやすい用語を丁寧に整理
- **第3部第7章: ケーブリング**: 実際にどうケーブルを整理・配線するかという実務的な内容。他書では扱いが薄いテーマのため参考になった
- **ゼロトラストネットワーク入門**: 現代的なネットワーク設計の潮流についても触れられており、企業ネットワーク構築時の注意点とセットで理解できる

## 業務への応用

ネットワーク構築・移行・継承の場面で直接参照できる内容が多い。特にネットワーク動作試験の4分類とリグレッションテストの考え方は、検証計画を立てる際のフレームワークとして実務に転用しやすい。ケーブリングの章も配線整理の基準として活用できる。

## 総評

同シリーズの『ネットワークプロトコル入門』と比べて実務寄りの内容が際立っており、個性がある。他書との重複部分も一部あるが、それを上回る実務的な学びがある。本のサイズが大きく折り返しが多い版組みは相変わらず読みにくいが、内容の充実度がそれを補っている。ネットワーク動作試験の章は類書に見られない内容で、特に価値が高い。

## 推薦対象

- **ネットワーク構築・移行を担当するエンジニア**: テスト計画の立て方・継承観点のチェックリストとして直接活用できる
- **ネットワーク初〜中級者**: 実務の流れを意識しながら構築の全体像を学べる
- **ケーブリング・配線整理を学びたい人**: 他書では扱いが薄いテーマをカバーしている

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2026年03月21日

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