あらすじ
中学受験生必読! ノベライズ第2弾!!
桜花ゼミナールでは、夏の合宿が終わり、そろそろ志望校を決める時期がきていた。
Ωクラスの上杉海斗は、父の出身中学、東央中学の学園祭にきていた。
父が所属していた部活などを見学し、「いい学校だな・・・」と思う一方、実は海斗は別のプランへの思いも募らせていて――。
山本佳苗は、Rクラスで仲の良い2人と鈴蘭女子学園の文化祭。
制服はかわいいし、参加生徒たちがみんな楽しそうだったことで好印象を抱いた様子。何より、先輩たちと交流したことで、鈴蘭への思いが強まったのだが、その後、桜花ゼミの自習室である事件が起こる。
柴田まるみは、Ωクラスでできた友だちふたりと過ごす時間が楽しみだった。一緒にお弁当を食べたり、授業の話をしたり・・・。しかし実は、学校には今もいけていなかったのだ。ある日、桜花ゼミでのお弁当タイムでクラスの子たちが話していた「調査書」のことを耳にして、まるみは一気に不安になる。そしてある日の夜、ママに「話がある」と言われ・・・。
親の希望する学校と自分が本当に行きたい学校、生徒たちの志望校…進路のゆくえは――。
※対象年齢:高学年から
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分がやりたいところに行けば良い。
頑張りすぎて行った先でついていけなくて
学校や勉強が嫌いになっちゃうんじゃ元も子もないと思ってたけど
親子で認識や学校が違うと
こんなにもお互いによくないのかと。
親の気持ちもわかるけど,
優しく後押しできる親になりたいと思う。
Posted by ブクログ
二月の勝者小説版秋の陣!
山本佳苗、上杉海斗、柴田まるみに密着した
受験フィクション。
ドラマ化もされた、
「二月の勝者ー絶対合格の教室ー」。
講師の黒木蔵人の言葉に
驚いた人も多いのではないか。
秋になり、受験が近づく
「桜花ゼミナール」吉祥寺校。
山本佳苗は、Rクラス。一番下のクラスだ。
そんな佳苗は文化祭をきっかけに、
「鈴蘭女子に行きたい!」と言い出す。
必死に自習の毎日。ところが、
お気に入りのシャーペンが消えたり、
楽しい親友との日々に異変がおこる…!
上杉海斗は、Ωクラス。一番上のクラスだ。
兄の「上杉陸斗」は、「フェニックス」と
いう塾に通っていて、海斗に比べて
頭がいい。麻布中を目指している。
そんな海斗は、「東央中」に入る予定だったが、
母に本当の気持ちを伝えられていなかった。
本当は、あの学校を受けたい…!
いつも、「勉強は陸斗、運動は海斗」と
決めつけられていた生活に不満を感じる海斗。
だが、母に言い出せないままでいた…
柴田まるみは、Ωクラス。海斗と同じ時期に
中間のAクラスから上がってきた。
そんなまるみは、小学3年生の時に
からかわれて以来、保健室登校になっている。
Ωクラスの樹里と一緒に「女子学園」(JG)を
目指していたが、6年生の通知表の
結果が書かれる「調査書」というものが
必要みたいで…
みんなと同じように教室に行って
授業を受けていないから、JGは受けられないと
母に告げられる。
それでも柴田まるみは勇気を振り絞って…
受験生のドラマ、ここに‼︎