あらすじ
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知らないうちにOKを出してしまった、支払ってしまった…そんな経験はないだろうか?世の中にはYESと言わせる技術が存在し、賢い人たちはそれを巧みに利用している。世界の研究機関が証明した心理データをもとに本書でその原理とシステムを明らかにする。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読者に「影響力」を与える分かりやすさ
古典的なネタが目立つが、非常にコンパクトに読みやすく簡略化してあるのが良い。また、出典の論文や出版物をきちんと明示しているのも好感度大。
この本のもっとも秀逸な部分は章立て。本来ならバイアス特集的な打ち出し方をしても良さそうな内容を「影響力」というキーワードで適用場面を整理して、その分類のしかたが直感的に分かりやすい。まさにシステム1に訴えかける様に恐れ入った。
Posted by ブクログ
心理学や行動経済学を基に、人の行動を促す(促される)方法を知ることができ、社会の成り立ちも知ることができる。ただ、初めはグッと引き寄せられたが、読み進めるうちに内容が薄くなる印象で、最後は軽く読み流した。
Posted by ブクログ
潜在意識下で、他人に影響を与えるメソッドを学ぶために参照。
内容としては、市販の心理学本に書いてある内容と遜色ないが、そこの補填部分としての実験の内容は充実していると感じた。
また心理学だけでなく、一部行動経済学やゲーム理論などの要素も絡んでくるため、損得が絡んだ際の根本的な人間の行動原理について軽く学ぶことができる内容だと感じた。