【感想・ネタバレ】平成犬バカ編集部のレビュー

あらすじ

激動の犬現代史を追う――。平成、それはこの国に多くの“犬バカ”が生まれた時代――。この国の犬たちは、かつて番犬と呼ばれていた。そんな日本の犬たちが、人間社会のなかで存在感を示しはじめたのは、時代が平成になった頃のことだ。新しいペットライフの土台が整い、人間と犬をとりまく環境や価値観が大きく動いた。日本で暮らす飼い主と犬にとって、それは有史以来の大変革期といっても大げさではなかった。雑誌『Shi-Ba』の歩みとともに犬現代史の全貌に迫る。『ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い』『動物翻訳家』の著者が平成最後の戌年に贈る、動物ノンフィクションの集大成!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

犬を愛する人々が作った雑誌の一代記。

私も日本犬が大好きだから、この気持ちはわかる、わかると思いながら読んでました。

我が家で飼っていたのは甲斐犬ですが、日本犬ってどの犬種も可愛いです♪

責任を持って飼える状況ではなくなりましたから、現在、動物は飼っていませんが、そうした部分も描かれていたり、介護の大変さであったり……。

愛玩動物と言われても命。そこには汚いと思うかもしれませんがお金も絡んできますし、近所との問題もある。その辺りも懐かしく思い出していました。

0
2021年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

柴犬雑誌の元編集長とそのお仲間、愛犬達の楽しすぎる日々が綴られた作品です。

愛犬への愛情、わかるー!と共感するところ多数!
愛犬の歌を作って歌っているのって我が家だけじゃなかったのー、と思ったり、おしりのにおいを嗅ぐなんてマニアックにもほどがあるだろ!(肉球の臭いは時々嗅いでますが。。)とツッコミを入れたり、愛らしいふくちゃんをみて、ついニマニマしてしまったり、ひとりで読んでいるのに心の声が溢れてきてとにかく楽しい本でした。

柴犬さんは正直、誰にでも愛想のよいタイプではない場合が多いので、大好きな犬種ではなかったのですが、そんなこと関係ないですね。
犬はみ-んな愛すべき生き物です。。

0
2024年07月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
第1章  崖っぷち男、最後の挑戦
第2章  めざせ⁉?『VOGUE』みたいな犬雑誌
第3章  お笑いに転じて、創刊号
第4章  ラブレターfrom柴犬
第5章  時をかける愛犬たち
第6章  書を捨てよ、犬を見よう
第7章  スタッフ犬、続々デビュー!
第8章  兄貴、星になる
第9章  クレームも、シモネタも
第10章  ダメな上司が犬をしつけにも失敗する5つの理由
第11章  涙のバースデー
第12章  戌年バブルがやってきた⁉
第13章  嗚呼、憧れのワンコ旅
第14章  インターネットと犬災害
第15章  シーバ、炎上
第16章  ニッポンの犬、変化する
第17章  福ちゃん、奇跡の生還!
第18章  我ら、犬バカ編集部員

<内容>
雑誌「SHI-BA」。今や辰巳出版の看板雑誌なのだが、それを作ったのはこの会社の落ちこぼれ編集部員。ただ彼は、バカの付く犬好きだった。ここから始まるお話。著者は、雑誌の話よりも日本の「犬現代史」が書きたかったのだが、調べても面白みに欠けていた。そこでちょっとだけ編集に携わったこの雑誌に、編集長に注目したわけだ。いまは文庫本になっているこの本(集英社文庫)。読みながら思わずニヤニヤした私も「犬バカ」⁉

0
2024年03月09日

「ノンフィクション」ランキング