あらすじ
小さな出版社で働いている小野いつか。唯一の楽しみは、いつも夜になると出かけていくマンションの隣人とばったり出会うこと、会えた日には日記帳に印をつけるという“やばい趣味”を楽しんでいたある日、夜道で痴漢にあいかけたところを隣人さんが助けてくれて?
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ドキドキ
大人の恋の話。
憧れていただけのお隣さんと仲良くなって、どんどん好きになっていく…。
いつかが傷つかないといいなぁ。
続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
大人のささやかな胸キュン…?楽しめました!
主人公が低身長というのが、普通な感じがして良い。
メイクのワクワク感も久しぶりに思い出せて、続きが楽しみ。
恋が始まる予感かも
気になるお隣さんにパッタリ会うことが、まるでアイドルに夢中になる感覚を知って。
毎日同じことの繰り返しで、ただ忙しい仕事をこなしている中でのオアシス。
わかります。助けてもらったことから、どう関わっていくのか、どう彼女が変身して行くのか、続編が楽しみです。
匿名
二人ともかわいい
小野いつかは春田書店の販売部主任をしている34歳の女性。
ベテランの人が辞めてしまった影響か業務がうまく回っておらず遅くまで仕事をこなす日々。
上京から10年が経ち自分の機嫌の取り方やそこそこ幸せに暮らすスキルが身についている彼女の最近の楽しみは美形のおとなりさんとすれちがうことだった。
会えた日はスケジュール帳にスタンプをつけているので男性アイドルにハマる気持ちがわかるようになってきた。
そしてそのおとなりさんには同棲している彼女がいる。
背の高くて綺麗なその人を見て自分もいつの日にか……と思っている。
そんなある仕事終わりの夜帰宅中後ろからつけられていたいつかは襲われそうになっていたところをおとなりさんに助けてもらう。
お礼としてチョコレートを買い彼の部屋を訪ねるが同棲相手と鉢合わせしてしまう。
しかしその人は彼、蜜朗の双子の姉小夜子だった。
その後いつかは蜜朗に化粧品を選んでもらうとの事でデパートに一緒に行くことになるが……。
引っ込み思案ないつかとブランケットのように優しい蜜朗の近づいていくさまがよかった。
あと巻末のファンデ選びはとても参考になった。
近所のイケメンさんをこっそり眺めて楽しむ、お礼の品選びの悩み方、インタンホン鳴らすときの様子、なんだか分かるなーってことがいっぱいあった。お相手はなかなかハードル高そうな感じだね。