あらすじ
「3歳まで」と「3歳から」を分岐点に考える、子ども主体の進路設計
人間の人格や「心」の土台は、3歳までにおおよその部分が形成されると考えられています。
乳児から1歳、2歳へと進む段階は、心の土台となる自己肯定感や非認知能力の「根っこ」の部分をていねいに育んでいくことが大切です。
安心して自分を発揮できる環境のもと、のびのびと過ごすことができれば、子どもが本当に好きなことや「その子らしさ」といった、個性の部分をありありと見せてくれるようになるはずです。
この本は、これから子育てを始める方や、0・1・2歳のお子さんを持つ保護者の方が、お子さんの個性を大切にした進路設計を考えるきっかけになることを目指しています。
・3歳までの小さな子どもにとって、理想の保育園はどんなところ?
・個人差や月齢差の大きい0〜2歳児が、一人ひとりのびのびと過ごせる少人数の保育園の利点とは?
・保育園という集団生活の中で、子ども一人ひとりの主体性を尊重するには?
お子さんの興味や関心、「得意なこと」を見つけて大切に伸ばしてあげたいと考えるお母さん、お父さんに、ぜひ読んでいただきたい1冊です。
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Posted by ブクログ
小規模保育園のオススメ本というわけではなく、
3歳までの子どもとの接し方など、保活情報以外にも得ることが多かったです。
例えば
甘やかす と 甘えさせる は意味が違うということに「なるほどー」と考えさせられた。
『甘やかす』とは、子どもが自分で出来るのに大人の都合で手助けしてしまう『大人主体の行為』である。
(お菓子を買わないと駄々を捏ねて困るので買う。
急いでいて時間がないので靴下を履かせる。など)
『甘えさせる』とは、子どもの心理的な要求に応える行為で、信頼感・自己肯定感などを育む時期なので大いに応えるべき。
(抱っこしてほしい、靴下を履かせてほしいなど)
保育園選びのポイントも、全て『子ども主体』の子ども目線での考え方で、とても参考になりました。