【感想・ネタバレ】忘れられない唇のレビュー

ふゆの仁子 / 新藤まゆり

忘れたいのに忘れられない、俺の人生を変えてしまった男――。大学時代、短くも燃え尽くした恋の記憶を忘れられずにいた商社マンの小椋（おぐら）。けれどある日、新事業の顔合わせで、その恋の相手・曽根（そね）と再会!! 十年前、突然姿を消したのに、なぜ俺の前に現れたのか？ 真意が見えないまま、再び曽根の昏い情事に絡めとられ…!? 断ち切れなかった十年越しの執着に、捕まったら次は逃げられない――。 ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。