あらすじ
山梨県に本社があるお菓子メーカー、シャトレーゼ。
多くの同業が不振にあえぐ中、国内600店舗以上、海外110店舗を展開し、10期連続売上増!
コロナ禍で巣ごもり需要が高まったこともあり、その人気には拍車がかかる。テレビや新聞等の取材も絶えることがない。
そんなシャトレーゼの人気の秘密は、素材の安全・確かさと、おいしさ。そして安さ。種類の豊富さ。
「広告は出さない」「ほかがやらないことにチャレンジ」「新規参入は厳しいところから」をモットーに、快進撃を続けるシャトレーゼ会長がはじめて語った、勝ち続ける秘訣とこれからの戦略。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
安いのにおいしい、ではなく、おいしくて安い
水の輸送に年間数千万円かけている
FC
ファームファクトリー
3喜経営
アイスにも賞味期限を
桜餅の葉は原価10倍
ヨモギは社員が山で手づみ
インドネシアに工場がある
お客様第一
経営はいわゆるカンパニー制度、プレジデント制を導入している
シャトレーゼだったら何ができるのか、が根幹。
ライター仲間のの投稿を見て、これはぜひぜひ読みたいと即買い、速攻読んだ一冊。なぜって、シャトレーゼは大好きで頻繁にお店に行くからです。山梨産のこだわりの食材を使っているのは知っていましたが、水の輸送に年間数千万円かけていたり、桜餅の葉は通常の10倍の値段の国産品を使っていたり。よもぎは社員が山で手摘みしたものを使っていたり。驚き、新発見の連続でした。安いのにおいしいではなく、おいしくて安い。この言葉も重みがありました。生産者、会社、消費者全員が喜ぶ、「3喜経営」との理念も。ふだんはアイスを買うことが多いのですが、卵に関するこだわりもかなり書かれていたので、本を読んだ後お店を訪れた際には、思わずプリンを購入。こだわりの卵の味を、じっくりと堪能しました!