【感想・ネタバレ】今さら聞けない中小企業経営のイロハを学ぶ やさしい経営改善の教科書のレビュー

あらすじ

///会社が倒産する前に、経営の基本を問い直してみる///

日本に存在する企業の99.7%は中小企業である。世の中の大半の企業は中小企業ということになるのだが、驚くべくことに、この企業群のなかで「まともに」経営していない企業が数多くあるという。2020年の倒産件数は7,773件、休業・廃業数は49.698件。過去5年で倒産件数は微減しているものの、休業・廃業数は増加傾向にある。
このようなデータから仮説すると、少なくとも企業経営がまともにできていない会社は毎年数十万の規模であると推定され、「経営改善の教科書」のニーズは存在する。

【目次】
序章「儲からない会社」になっていませんか?
第1章 組織を作って従業員それぞれの役割をはっきりさせる
第2章 管理資料で業績改善に向かう体制をつくる
第3章 収支計画(損益収支)でやるべき行動をはっきりさせる
第4章 資金繰り表で会社のお金の動きを実感する
第5章 予実管理で業績を具体的に高める
第6章 会議でチームを動かす
第7章 営業スタイルを正して売上を伸ばす
第8章 製造現場に指示して原価を下げる
第9章 新製品を作って売上をさらに伸ばす
補章 従業員のモチベーションアップに取り組もう

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経営者との共通言語を学べる

経営者と共通言語が欲しくて読みました。
結果として正解でした。あとは実践で使うだけです。
ありがとうございました。

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2022年07月27日

Posted by ブクログ

・会議資料はできるだけ直近のもの。前のものになる理由。
①税理士まかせ
②請求書等到着が遅い
③社内の締めが遅い
・未達要因を言い訳しない。必ず要因あり。
状況把握→要因分析→対応策検討→対応策実行
・計画策定を税理士に任せにしない。自社で行う。
・材料費削減を行うためにABC分析を行い、購買数量の多い品目から取り組む。
・目標に対して未達でも超過でも「理由」を考えることが重要
・値下げ交渉はトップが。文書で。
なぜ引き下げお願いするか、お願いする内容、お願いする文言、添付資料、業界ニュース等盛り込み、「仕方ない」と思わせる。
・人件費を削るのではなく、人件費率を削る(生産性向上)
・原価及び資金繰りを考える上で、棚卸しを徹底する。
・収支改善はとにかく「数」をカウントする。何人きた?何件訪問した?
・横やる気、縦能力の二軸でより上を目指す。まずは5Sから。

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2023年06月04日

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