【感想・ネタバレ】小劇場の風景 つか・野田・鴻上の劇世界のレビュー

あらすじ

一九六〇年代に、新劇を否定するかたちで現れた小劇場運動があったか、その後、つかこうへいを嚆矢として奔出した新しい小劇場運動は、より多くの若い観衆に熱狂的に迎えられ、それらは社会現象としても大きな動きとなった。そして今や、そうした小劇場出身者が商業演劇や、映画、TVへと進出している。本書は、つかこうへい、野田秀樹、鴻上尚史の三人を中心に、七〇年代から八〇年代にかけての演劇とは何だったのかを探る。

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Posted by ブクログ

新劇への否定から始まり、大きな動きになった小劇場運動。
その変遷を追いながら、70年代~80年代の演劇について書かれている。

個々の人物や劇団については知っていても、繋がりがいまいち分かっていなかったので、その点で面白かったです。

やはり私はアングラ演劇が生まれた頃の熱さが好きなんだなぁと再認識
だからと言って、今その名残の劇団を見に行っても、当時を感じられる訳ではなし。

その後90年代~2000年代、そして現在はどういう動きが生まれているのか、知りたくなりました。

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2012年01月08日

Posted by ブクログ

演劇史の変遷がざっくりわかった。

1990年代に出版された本なので、そこからまた20年で、変わってしまったな…。若い人が観劇するってのが、今はあんまりないな、と。

てことで、現代の演劇に関する本を読んでみたくなった。

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2011年10月31日

Posted by ブクログ

浅川マキの詞の一節から始まるのが印象的。
60年代から80年代にかけて変化していく演劇界、その内実と寵児に迫る。

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2013年04月19日

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