あらすじ
対米講和を実現した大日本帝国に平和は訪れなかった。ソ満国境で南進の機会を窺うソ連に備えねばならなかったのだ。昭和20年8月、ついに大侵攻は始まった。九七式とM4混在の戦車部隊、P&W搭載の疾風改、バズーカ装備の対戦車歩兵──旧式装備と米軍供与品で武装した満州派遣軍の防衛線は、圧倒的物量で迫るソ連軍の前に次々分断されていく。米軍の増援なくしてこの赤い津波を押し止めることは出来ないが……。満州の大地を朱に染めるシミュレーション巨篇、出撃!
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強烈な表紙
もしも1945年装備のソ連軍と、米国から支援を受け充分な余力を残した大日本帝国軍が満州で、全力全開で戦争をしたらどうなるか?
容赦のない考察と描写は、一巻のカバー絵から全てが凝縮されているように思えます。