【感想・ネタバレ】光降る精霊の森のレビュー

あらすじ

故郷で事件を起こし潜伏する青年エリは、行き倒れ寸前の半精霊の少女と生意気な猫の精霊を拾ったばかりに、鷹の女王を訪ねる旅に巻き込まれ――第一回C★NOVELS大賞受賞作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

森番として潜伏していた貴族の青年が、猫妖精と半精霊の少女とともに精霊探しの旅に出て、故郷に帰り親殺しの濡れ衣を晴らす話。
そこそこ面白いが、ファンタジーとしてこれは凄いと言うような点はない。

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2015年11月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

《古縞》
ある事情で故郷を逃げ出し、今は森番を務める青年エリは、ある日半精霊の少女ファティと猫の姿をした精霊ゼッテと出会う。ゼッテはエリが精霊憑きであることを指摘し、精霊を落とす方法を教えることを条件に、自分たちの旅に同行しろと要求する。エリはその条件を飲み、3人は鷹の女王という精霊を訪ねる旅に出た……。

第1回CNOVELS大賞受賞作。

ファンタジー的な世界観や謎解き、構成、文章力、キャラクターなど、全体的に目新しさがないものの嫌味がなく、バランスも良い。
ある意味ファンタジー小説のお手本のよう。
特に文章力に関しては描写が上手く視覚的。
キャラクターに関しても好感が持て、特にゼッテとワートワーズのキャラが良い!
キャラクター同士の関係性、親しくなっていく過程も思わずニコニコしてしまう。
この3人の組み合わせをもっとみたいなあと思わせる感じ。

ただやっぱりこの作品ならでは、っていう特色はないかな。
もっとネーミングとか小道具とか凝ったら、もっとファンタジー小説として面白くなりそう。
精霊って言葉の既存のイメージにちょっと頼り過ぎちゃってる気がする。

あと、ゼッテみたいなお父さんは嫌だwと最後で思ったのは私だけじゃないはず!

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2012年06月02日

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