【感想・ネタバレ】対人援助の現場で使える 言葉〈以外〉で伝える技術 便利帖のレビュー

あらすじ

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想いや言葉だけでは不十分!
大切なのは、心理学に基づいた
ノンバーバル(非言語)・コミュニケーション!

「ちゃんと声をかけたのに」「しっかり説明したのに」
相手への声かけや、言葉のやり取りをしっかり行えば大丈夫、
と思っていませんか。

自分は言葉を尽くしたつもりでも、全く届いていないことがあります。
それは相手が、こちらの話を受け入れる心情になっていないのかも。

表情、話し方、身ぶりなどから生まれる印象は、
想像以上に相手に伝わります。いえむしろ、
そうしたノンバーバル(非言語)によるメッセージは、
ときに言葉以上に強く相手の情動に働きかけます。

本書によって対人援助職が非言語表現についての知識を持てば
日々の相談に効果的に活用するだけでなく、相手側の表現の意味も理解し
より豊かなコミュニケーションが実現できるようになります。

■■■本書のポイント■■■
・心理学をベースとした、非言語表現の技術をやさしく解説
・ワークはWebにてダウンロード提供(会員登録が必要です)

■■■読者対象■■■
ソーシャルワーカー、生活相談員、施設職員、
ケアマネジャー、介護福祉士、民生委員、児童委員などの方々

■■■著者について■■■
大谷佳子
Eastern Illinois University, Honors Program心理学科卒業、
Columbia University, Teachers College教育心理学修士課程修了。
現在、昭和大学保健医療学部講師。
医療、福祉、教育の現場の援助職を対象に、
コミュニケーション研修及びコーチング研修などを担当。

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
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Posted by ブクログ

現場のニーズや慣習的なスキルが、学術的な知見と根拠を持って平易な言葉で繋げられている良書。オンライン時代に注意すべきコミュニケーションにも対応している。
福祉施設等ではスタッフだけがこれを理解しても作業に忙殺される、また感情労働は無駄な仕事だと言われかねないため、現場を変えるためには経営者に読んでもらうためのタイトルや見せ方の工夫の必要がありそう。

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2022年05月29日

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