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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
三菱コンツェルンのオーナー経営者として、二十世紀前半の激動期を乗り切ったのは、三菱の始祖岩崎禰太郎の甥、岩崎小彌太である。
西欧的自由主義と明治の国家意識を身につけ、国家社会への奉仕とフェアな経営を理念に掲げ、投機を排し、大局観と現実感覚をもって日本産業の骨格をつくりあげた。
豊かな識見と広い包容力で部下にしたわれた大経営者の実像を、三菱本社の公式記録と、ケンブリッジはじめ内外の資料を駆使して描く。
[ 目次 ]
第1章 ケンブリッジ時代
第2章 副社長時代
第3章 三菱企業組織の確立と社長小彌太の経営理念
第4章 新規事業分野への進出と世界大恐慌
第5章 第二次世界大戦と三菱
第6章 財閥解体と小禰太の死
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