あらすじ
東のエンレイズと西のガルヴォが途切れることのない争乱に突入して30年。長き戦は戦闘の専門集団たる傭兵達に活躍の場を与えた。エンレイズに雇われ戦いに明け暮れるアード=ケナード隊の隊長シャリースの元に、ある時、奇妙な異国の青年が現れた。この出逢いがバンダルとシャリースの運命を大きく変えていく……。駒崎優の好評シリーズ第二弾、登場!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
再読。でも初登録。
最新刊が出て、引っ張り出してきました。このシリーズの一作目2巻。
久しぶりに一作目を読み返して、そういえば彼の話は2巻に集結していたんだ! と改めて思い出しました。
うん、この2巻が一番好きです。
シャリースの一か月分の給料をつぎ込んだところとか。
子供時代のエルディルもかわいいし。
2巻を読んで満足してしまいましたが、そういえばヴァルヴェイドさんが1巻から放置でした。話はまだ終わってないって!
Posted by ブクログ
後々バンダル・アード=ケナードの象徴となる白い雌狼エルディルと、その母親がわりのマドゥ=アリ(♂)が入隊してからなじむまでのお話。
1巻の補足的なところですが、このシリーズの根っこ的なところでもあり、読者としてはとてもおいしいところでもある(--)
Posted by ブクログ
このところ気に入っている異世界ファンタジー傭兵ものの二冊目。再読。1巻の最後が「次回、刮目して待て!」みたいな感じで終わってた割に、いきなり過去編になったりするわけですが、このバンダルの話を丁寧に描いたエピソードが好きなので。続きの『あの花に手が届けば』を読むなら、ぜひこちらを先に読んでから。それにしても再読してみたら、隊長はマドゥ=アリを甘やかしまくってました………。
Posted by ブクログ
シリーズ化万歳!!
衝撃の1巻ラストから急展開の2巻、3巻でしたが
やっぱり2巻が一番好き!
シャリースとバンダルのみんなの関係がよんでてうらやましくなります
Posted by ブクログ
バンダル・アード=ケナードの過去話がほとんど。1巻が凄くいいところで終わっていて続きを楽しみにしていた分、少しガッカリしました。だけどその分、バンダルには愛着がわくし、3巻にすんなりと頭がついていけたり。
Posted by ブクログ
1巻から遡る形でシャリースの過去というか、仲間たちとのエピソードの1冊。最後に現在と交わりますが。
いや!1巻より数倍よかったね!!傭兵の篤い信頼関係!!男臭い!!でもたまらん。ふがふが。って感じ。
そして影のある新入りマドゥ・アリがまた・・・・っ!!彼が少しづつ人間くさくなっていくところもいいし、シャリースへの愛もいいしっ!それを本当に「じっくり」書いた一冊だと思う。今後この1冊がそんなに流れ的に必要かはわかんないけど、この1冊単体としてもとてもいい話と思う。傭兵でありながらちょっとお人好しで仲間を大事にする。そんなヤツらの1冊。