あらすじ
教科書に出てくる人の伝記
狂犬病ワクチンなどの開発で、感染症の脅威から人類を救った近代細菌学の開祖であり、牛乳やワイン、ビールの腐敗を防ぐ低温殺菌法も開発したフランスの偉人、パスツール博士の波乱万丈な生涯。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小学校高学年から中学生くらいまで対象だろうけど、非常に読みやすくて内容が分かりやすい。
細菌と人類の戦いの歴史に大きな貢献をしたパスツールという優れた人間性を持った偉人を理解する感動編。
絶版になっているのが残念。(コロナ危機の今、子どもたちにはこのような本を読んでもらうと良いのだろうけど)
Posted by ブクログ
パスツールのような学際的に成果を残した研究者は、何個もの学問の知識を豊富に持っているというより、自分の軸(パスツールだったら微生物学)という一貫した専門、芯があったのだなぁと思った。
自然科学は1つの物事を徹底的に追求するために実証主義的な面が見られる。パスツールは幼少の頃からめちゃくちゃ天才ってわけではなかったようだが、忍耐強い性格のおかげで自然科学で名を残せたんだろうなと感じた。