あらすじ
失恋して泣き疲れて眠ったあたしが目覚めたら、そこはチグリスの畔、目の前にはターバンの青年が。月の砂漠、王宮の陰謀……アラビアンナイトの世界に飛び込んだ少女の愛と冒険の物語。
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ライトファンタジーで、とってもおもしろいんだけど、この表紙は大人にはちょっとつらい。
主人公がキッチンのガスで身体を乾かしているシーンがなんだかとても好き。
(こう書くと語弊があるけど)
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アラビアンナイトのお話が好きな人にお勧めv
主人公と同じ歳に初めて読んで最近懐かしくてなってまた読んでみました。
前読んだ時と感じることに違いはあるけれど、今でも大好きな本です♪゛
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中学生の、ちょうど進路で悩んで落ち込んでたときに出会った本。受験生という設定だった主人公に救われました。これがきっかけで勾玉も読んだんですが、やはり最初のこれに思い入れがあります。個人的にアラビアン・ナイトも好きなので。これは新書版だけど、児童書として最初出たときのハードカバー版の装丁がよかったのです。
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冒頭に挿入されているマザーグースの詩と、この人独特の雰囲気が不思議な世界観を作り出してる小説。
実は内容はほとんど覚えてないのに、「おもしろかった小説は?」と聞かれると一番最初に浮かぶ。
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失恋して、失意のまま眠りについたひろみが目覚めるとそこはアラビアンナイトの世界だった…!ラジオ番組の青春アドベンチャーで人気だった同名ドラマの原作本です。飛ばされた世界で魔人(ジン)として冒険を始めるヒロインが等身大の女の子に感じられました。読んだのはだいぶ時間がたってからでしたが、小学生の頃に読みたかったなぁと思う本です。
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失恋のショックでふて寝していたはずなのに、気付くとアラビアンナイトな世界に……というファンタジー。一人称でさくさくと進んで行き、ラストでとんでもなく盛り上がります。美味しい要素たっぷりな物語。
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学生のころ貪り読んだ本。身近に良そうな女の子の、異世界での冒険活劇っていうのがいいです。無意識に相手と胸の大きさを張り合うジャニが好きすぎる。
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これは、わたしの物語。
失恋にショックを受けていたひろみが目覚めると、そこはアラビアンナイトの世界だった。魔神族になっていたひろみは、ジャニと名乗り、青年ハールーンと旅を始める。冒険の末にひろみが見つけた物語の結末は。
何年も前に一度読んだけれど、細かいところは忘れていた。修行中の僧侶ラシードの成長に目を見張る。奴隷娘ミリアムの心の移り変わりがいかにも荻原規子らしく感じた。オチはどう読んでいいのか、正直納得のいかないところもある。急に著者が顔を出したようなメタ展開かと思った。
自分の中に豊かな王国があるのなら、外の世界を生きるのにも、それは助けとなるだろう。『内』の冒険はきっと『外』での勇気になる。帰還したひろみの前向きさが語っている。
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荻原さんらしい胸キュンと一歩を踏み出す少女小説。
自分を嫌い抜いてファンタジーの世界に逃げ込むが、経験と学びで現実世界で歩みだす。ファンタジーの住人も紡ぐ人もそして現実の自分も全て自分自身。物語の住人もそれぞれの主であり、語り手の枠を飛び出してしまうことがある。なんだか物語を紡ぐのにも重なった。
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この次に「樹上のゆりかご」を読むべし^^
勾玉三部作初め、「西の善き魔女」も、荻原さんのはほとんど好きだよ〜!
女の子の好きなファンタジーの要素がたっぷり詰まってる!
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2006.01. 失恋した裕美はアラビアンナイトの世界に飛ばされてしまった・・・。あくまでも普通の女の子だった裕美が、冒険を通して成長していく。切ない王子の恋の物語が好き。NHKのラジオドラマも聞いていて楽しかった!
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やっぱり荻原さんの本というだけあって、世界観とか物語りも進み方とかにすごく引き込まれるものがあった。ただ、ハッピーエンド好きとしては(当たり前だけど)関係に変化がなく元の日常に戻ってしまうことがちょっと…という感じ。続編のような感じで「樹上のゆりかご」という作品があるらしいので早く読んでみたい。
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20191207
好きな相手が親友と付き合いだした。なにも言えず、自分をやめたいと思って目覚めると、そこは砂漠、自分は魔神族(ジン)になっていた!千夜一夜物語をベースにしたファンタジー小説。恋愛というより、冒険がメイン。
まさにハラハラの冒険続き。あまりべたべたしていないので、男性でも楽しめると思われる。物語の構造は西の~に少し似ているかもしれない。そしてハールーンはイケメンである。
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奥付:1999/9/15 1刷
1993年10月理論社刊の新書版。
ハールーンがあっという間に出てこなくなったのが、「あれっ?」という感じ。
今まで一生懸命助けてきたジャニをほっぽらかしてラシードとミリアムがくっついてしまうのはイラッときた。
最後のシェエラザードの語る言葉は何かなんだか、けむにまかれた感じ。
高校時代に持っていたユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア・オーケストラの演奏でなければ、鑑賞はできても物語は絶対に喚起されなかった、というあとがきのエピソードはおもしろい。
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失恋して泣き疲れて眠ったあたしが目覚めたら、そこはチグリスの畔、目の前にはターバンをした青年が。不思議な力を持つ魔神族となったあたしは、彼と都へ向かい、王家の争いに巻き込まれて……。アラビアンナイトの世界に飛び込んだ少女の愛と冒険の物語!
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失恋したヒロミが目を覚ますと、そこはアラビアンナイトの世界?!ハールーンやラシードとの出会い、王宮の策略あり、ラブストーリーあり、魔法ありのファンタジー。飽きない物語です。
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メタ的な児童文学。きっとどこかでまた二人は出会えるんだろうな、って希望を感じることができるさわやかなエンドに仕上がっているのは、主人公のさっぱり割り切った性格と小気味宵一人称の文体のおかげでしょう。さっくりすぐに読めます(児童文学だから当然か…)。
Posted by ブクログ
面白い!!!!ハールーンがかっこよかった〜vvvvvvでもラシードも可愛くて好きvvvvヒロミがジャニとなって、色んなことが起きていくうちに失恋の痛みが消えていって、ラストの方ではとてもすっきりしたカンジになっていたので、よかったね、と微笑ましくなりました。個人的にはハールーンとくっついて欲しかったんだけどなぁ・・・