あらすじ
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シルクロードの要所として栄えた中央アジア最大国家ウズベキスタン共和国。東西の文化が交差し、宗教・文化・建築学的にも独特の魅力があり世界遺産も多い。モスクや廟、神学校のきらめきを、当地に造詣の深い写真家が伝える。
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Posted by ブクログ
ウズベキスタンの歴史や文化について、詳しくわかってよかった。特にサマルカンドなどは美しい街であるために、紀元前のアレキサンダー大王による侵略、700年代のアラブ世界による支配、1220年のチンギスハンによる破壊など、何度も破壊されて死の街となっている。もともとソグド人が住んでいたアフラシャブの丘、13世紀にチンギスハンが徹底的に破壊するまではここがサマルカンドの都であり、今は廃墟となっている。この本を持ってアフラシャブ考古博物館にもいったけど、偶像崇拝禁止のイスラム教になる前のワルフマン宮殿のフレスコ画には動物の絵も描かれていて、唐人も描かれており、交易で栄えていたサマルカンドの姿がよくわかった。アフラシャブの丘、今は廃墟だし墓地になっているけど、何もない荒涼とした丘の感じや、考古博物館に展示されていたオシュアリが、旧約聖書の考古学の本で読んだものと私の中でイメージ一致してて、昔のエルサレムとかゴルゴダとかこんなイメージかもしれない⁇と思った。
ちょっと誤字脱字が多いとか主述の乱れが気になるけど、中身としては満足。フェルガナ盆地、二回に一回くらいフェルナガになってるんだけどなんで?ブハラもブラハになりがちでなんか、綺麗な本なのに勿体ないなと思う。