【感想・ネタバレ】撃攘 「東海のドン」平井一家八代目・河澄政照の激烈生涯のレビュー

あらすじ

ワシのところに攻めてこい
いつでも受けて立つ!
どんな大きな組織であろうと
この三河には一歩も入れさせん!

老舗組織や愚連隊…
かつて東海地方はヤクザがひしめく激戦地だった。
互いに争いを続けていては
関東や関西の巨大組織の進出を許すだけ。
そこに地元組織の大同団結を訴えて
立ち上がった男がいた!
のちに平井一家八代目を継承する
河澄政照である。
なぜ彼は我が身を捨てて
巨大組織と闘い続けたのか、
そして地元に尽くそうとしたのかーー
そんな鮮烈な生涯を丹念な取材のもとに再現した
実録任俠小説

序章 任俠浪漫の士
第一章 虚無と無頼
第二章 吾妻屋殴り込み事件
第三章 浅野大介射殺さる!
第四章 豊橋抗争勃発
第五章 平井一家八代目継承
第六章 霹靂の兇弾

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まあ山平重樹だし小説的な演出もありそうだが、謎に包まれた東海の大親分河澄政照の詳細な過去を知れて良かった/ 山口組などの有名人はインターネット上にも多くの情報が転がっているし、書籍も多い/ しかし東海地方の名門博徒たちの情報は驚くほど少ない/ 平井一家といえば江戸時代から続く名門博徒であり、川澄政照といえば大看板である/ にもかかわらず地方都市のせいか情報はあまりにも少ない/ かつて代官町一派(中京浅野)にいたことすら知らなかったし、今では傘下の虎屋一家や名門稲葉地一家との関わりなど表に出てこない情報は貴重だ/ 稲葉地五代目の中村真人兄弟と大門中村遊廓との関わりなど、非常に良い/

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2021年11月26日

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