【感想・ネタバレ】日本を前に進めるのレビュー

あらすじ

「この本は、河野太郎という政治家が、これまで何をやってきたか、そして皆さんと一緒に、これからどのような国や社会をつくっていこうと考えているのか、その考えをまとめたものです」(本書「はじめに」より)。記すのは生い立ちから政治家としての原点、父・河野洋平氏との関係や、閣僚として取り組んできた安全保障・外交戦略、災害対応、そしてエネルギー、社会保障、教育をめぐる政策。さらにデジタル化社会に向けた規制改革・行政改革や、新型コロナウイルス対策の切り札であるワクチン接種など、今までの自身の活動を振り返りつつ、今後の「日本を前に進める」ための政策を打ち出す。「私は初当選から一貫して、自由民主党の一員として政治活動を行ってきました。自民党は長年、保守政党を自任してきました。〈中略〉本来、保守主義とは、度量の広い、中庸な、そして温かいものであったと私は思います」(同前)。「温もりのある国」を目指す著者渾身の一冊。

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Posted by ブクログ

最近気になっている政治家、河野太郎の新書。
BOOKOFFオンラインですごく安く売っていたのでポチる。

「はじめに」に書いてある通り、「河野太郎という政治家が、これまで何をやってきたか、… これからどのような国や社会をつくっていこうと考えているのか、」について書かれている。

この本を読む前の印象は、行動力のある人。
この本を読んだ後の印象は、やはり行動力のある人。それとある程度明確なビジョンを持った人、という感じ。ただ、理想論では?と思う箇所もしばしば。

でも、たまには政治家がどんなビジョンを持っているかをこうした本で知るのも良いな、と思いました。

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2022年12月28日

Posted by ブクログ

日本の進めてきた政治の話を詳しく知ることができました。特に国際人材の排出、英語教育、教育に関して非常に感銘を受けました。
私個人はJPOへの参加に挑戦したい気持ちが芽生え、来年大学院を目指そうという目的もできました。
また、各教科は教えるのが得意な先生が、各レベルに合わせた授業をオンラインで教えるという構造は素晴らしいです。そうすると、学校は心や、人を構成する部分、更に学童など仕事が忙しいご家庭のフォローに回れたりすると、社会的相互協力が成り立って素晴らしいと思いました。
早く総理大臣になってください!

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2022年02月19日

Posted by ブクログ

政治家の方の本は実現したら良いだろうなということがたくさん書いてある。「思い」を持って政治家になったとしても、それを実現するためには、現状をなるべく変えたくないというような勢力をはじめ、超えなければいけない壁がたくさんあるのだなと思わされる。行政のデジタル化がこのままどんどん進んで、早く、民間や地方にも波及してきてほしい。手術の前の貯血とか、国会での大臣の答弁のこととか、ガリオア・エロア資金についてとか、タコやサーモンの産地とか、ゲイツ財団の支援先についてとか、知らなかったことも多数。

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2021年11月22日

Posted by ブクログ

岸田ビジョンとは違い嫌味の少ない自伝。
政策、思想も好みなのでなんでこの方が総理にならなかったのか不思議です。

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2021年11月05日

Posted by ブクログ

父への肝臓移植から、平和、外交、福祉などなど
政治に関わる考えを詳細に述べている。納得行く内容が多い。

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2023年06月12日

Posted by ブクログ

コロナ禍の今だからこそ、初代ワクチン大臣の経験のある河野太郎氏に総理大臣になって欲しかったです。
これをきっかけに同氏の経歴、実績、ビジョンを詳しく知りたいと思いこの本を手にとりました。
安全保障・外交、防災、エネルギー、社会保障、教育、デジタル化など日本の喫緊の課題が書かれていて、これからの日本、世界の情勢を見るうえでの視点を与えていただきました。

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

河野太郎代議士の人となりがよく分かる良書。生い立ちや父親への生体肝移植についての実像なぢはとても興味深い。「小さな丘に頂上に自分の旗を立てる」というのは、ビジネスの世界でも通じるものがあると思いました。

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2022年02月05日

Posted by ブクログ

国民目線でありながらグローバルな視野を持ち、霞ヶ関のダークな部分に率直に切り込める人。必ず総理になって欲しい。

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2022年01月04日

Posted by ブクログ

政治家の本は初めて読んだ。総理になりそうで話題になっていたため読んでみた。
論理的で合理的な書き方、考え方で好感を持った。総理にいずれなるのを楽しみにしたい。

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2021年11月03日

Posted by ブクログ

デジタル化を推進することにより国民に温もりを提供していくという伝え方は面白い。
また、河野さん自身は肝臓移植、海外留学などの経験をしており、海外から見える日本の立場も踏まえたバランスのある意見が多かったように思う。

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2021年09月23日

Posted by ブクログ

総裁選に立候補している河野太郎さんの一冊。
これまでの生い立ちから防災、エネルギー、外交、社会保障、デジタル面の考え方について綴られている。

アメリカ留学やポーランド留学からもわかるように苦境でも折れずに立ち向かい、突破する能力が高いと感じる。そのため、マニュフェストに対して誠実に取り組んでくれそうだと思う。

ODAを可視化してリターンを求めて行っていく話や日本の再生エネルギーの遅れ、そして地産地消や国富の流出の阻止はなるほどなと感じた。また、原子力の諦めは残念である。他には年金制度を三段階(消費税を財源として所得制限を用いて他のすべての日本人に支給+積み立て方式で、平均寿命から考え徐々にわたしていき、死んだらおしまい+個人に応じた加入)に変えるというのは理にかなっているが、自分が積み立てた分が帰ってこない可能性があることや所得制限があるのは税金のような形となり、稼げば稼ぐほど損するという典型的な例であると感じた。しかし、対処が必要で崩壊しかけているという危機意識は持たないといけないと感じる。

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2021年09月23日

Posted by ブクログ

現在、自由民主党総裁選挙に立候補している「河野太郎」氏の政策を説明、提言している作品。氏の生い立ち、父・河野洋平氏との思い、外交・安全保障、防災対策、エネルギー革命、社会保障、教育、デジタル化等々に氏の想いが語られる。

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2021年09月22日

Posted by ブクログ

友人が読んでいたので読んでみました。今ある事実を鵜呑みにされず、自分なりに咀嚼して考えておられる方なのだなと感じました。総合診療医の重要性を認識しておられ、その面では非常に心強く感じました。

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2021年09月05日

Posted by ブクログ

自民党には期待できないけど、その中でも数少ない期待できる議員のおひとり。世襲議員ではあるけど、経験を積んでも信念は曲げずに頑張ってほしい。

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2023年01月29日

Posted by ブクログ

総裁選の前に買ったままになってたのを今更読みました。

生い立ち、学生時代、社会人時代の話は読んでて面白かったです。

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2021年12月12日

Posted by ブクログ

総裁選の波に乗り読んではみたが、政策はュースなどで知れるが、もう少し河野さんの人物像を知りたかった。
政策等先見の目があることは誰もが承知のはず。
人間性が見えてくればもっとファンが増えるのになと思う。

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2021年11月13日

Posted by ブクログ

総裁選の前に買い、読み終わった頃には総裁選が終わった後だった。デジタル化、年金制度の見直しなどは早く実現してほしいと感じたが、次の内閣も同じ考えか。

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2021年10月06日

Posted by ブクログ

敵が多いというのは追求するからなのかな?
一般人は敵は作らない方が良いけど、政治家はそれを恐れていては出来ない。何かを成し遂げる事が出来る人には風が強く当たるものだけど、その風が当たる頃には既に向きを変えて追い風にしていく柔軟性と行動力と発想。
政治って面白いなと初めて思ったりした。

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2021年09月20日

Posted by ブクログ

政治家の本なんて興味なくて読む対象じゃなかったんですが、この河野太郎って、ただのボンボン2世議員じゃないみたい。
すごくアグレッシブです!
とても興味が出たので読んで見たよ。

生い立ちをザッと見ると、基本父親の反対を押し切って行動してる感じです。

アメリカの大学に留学する時は、父親に反対されるも結果的にその意思を貫き通した。
しかも失敗しても元に戻れないように慶応義塾大学に籍を残さずに退路をたっての留学です。
さらに共産圏での人々の生活が見たいと、ポーランドの大学に留学。
そこで留置所に入れられるという経験もしたそうです。

その後、富士ゼロックスに入社したり、日本の部品メーカーで働いたりしてたという事です。

結婚した後に母親を癌で亡くし、父親が肝臓を悪くして、臓器移植しないと助からない状況になった時、辞表を出してドナーになってます。

父親の為とはいえ、健康な自分の身体の臓器を切り出すというのは相当な覚悟が必要だったはずです。
一年後の生存率は85%ですよ。

やらないで後から後悔するより、やってみて失敗したら反省する方がいい、と考えて、初めて政治家を目指して立候補するときも、父親の反対を説得しての出馬だったそうです。

2世議員だからてっきり父親の指導の元の出馬かと思ってましたが、ここまでの人生、自分で考えての行動ですね。

本の中盤からは、今までやってきた事、例えば、アメリカに単身乗り込んで遺伝子組み換えの表示をさせた話しだったり、自分の考えだったりが、
安全保障、
防災、
エネルギー、
社会保障、
教育、
デジタル化について
各カテゴリーごとに語られてますので本人の考え方の基本を知ることができると思います。

伝えたいのはこっちかと思われますが、本として面白いのは前半の生い立ちですね〜

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2021年09月19日

Posted by ブクログ

総裁選出馬を機に読んでみました。(高市さんの新著もこれから読みます)
メディアでは扱われない(総裁になれば扱われる?)河野さんの生い立ちや、取り組んだ施策などが書かれています。
メディアは批判が多いですが、菅政権以前でも達成したことは多く、今後の河野さんに期待できる内容でした。
特に外交、デジタル、防衛の部分では真価を発揮していただきたい。

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2021年09月15日

Posted by ブクログ

河野さんのこれまでにやってきたことが中心に書かれていたため、思考する必要がなく、ハイペースで読めた。大臣の椅子に座ったことに満足せず、改革を積極的に推進する姿勢は本来議員のあるべき姿だと感じた。改革は一朝一夕で完成しない。長期的な目線で改革を客観視することが重要である。失敗することもあるだろうが、彼には頑張ってほしい。応援している。

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2023年12月27日

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